ワカコマタイヨウ　Wakakoma Taiyo　　牝　４歳　　※繁殖牝馬（空胎）

笠松と南関東で計5勝を挙げたエスティリメイクをはじめ、本馬を含めて多くがJRA、もしくは地方競馬で勝ち星を挙げている堅実駆けの血統。曽祖母はアメリカの重賞で入着歴があり、近親にはアメリカのリステッドレースの勝ち馬、スパーブスピリット、ハードオブプレイ、ラインジェシカ、ヤサカシャイニーなどJRAで複数の勝ち鞍を挙げている馬が多く、派手さこそないものの堅実に賞金を稼ぐタイプをコンスタントに輩出しています。
本馬は2歳6月に大井競馬でデビュー。後にハイセイコー記念で2着と好走するセイファルコン以下を全く寄せ付けず、初陣を勝利で飾ると、返す刀で次走も圧勝。2戦2勝の成績を引っさげてJRAに転入します。移籍して5戦目の函館・芝1200mの500万条件戦を逃げ切って、JRAでの初勝利をマーク。休養明け2戦目の前走で鼻出血を発症し、残念ながらJRAの競走馬登録を抹消し、繁殖牝馬としてサラブレッドオークションに出品することにしました。ノーザンテースト、リアルシャダイといった往年のトップサイアーの血を内包しており、繁殖牝馬としての魅力に溢れた1頭です。
また、成績証明書も添付いたしますので、現役競走馬としても復帰が可能です。長い目で見ていただけるオーナー様には、前述の競走成績から競走馬としても一考の余地があるかもしれません。ワンサイドで連勝した大井時代の走りからも地方競馬におけるダート適性は十分。総賞金（1340万円）から南関東4競馬場への転入も可能。その辺も含めてご検討いただければ幸いです。
なお、それ以外に気になる疾病や悪癖は特にございませんが、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。記載事項に関するキャンセルには応じられません。


※2018年6月23日の競走中に鼻出血を発症しています。

※エスティファーム（北海道沙流郡日高町字旭町）に在厩しており、預託料は6000円/日（税抜）です。
8月18日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：島川　隆哉