ロワセレスト　Roi Celeste　　牡　３歳　　※中央競馬　登録抹消

おばにオーバーザウォール（福島記念）、おじにサンバレンティン（七夕賞、福島記念）、インティライミ（京都大賞典、京都新聞杯、朝日チャレンジC、日本ダービー2着）と3頭の重賞ウィナーがいます。いとこにもアルバート（ステイヤーズS3勝、ダイヤモンドS）アロマティコ（秋華賞3着、エリザベス女王杯3着）がいるように、祖母アンデスレディーを起点としたファミリーはJRAで20頭以上の勝ち馬が出ている活躍馬の宝庫です。ブラックタイプを更に紐解くと、スピークリーズン（函館記念）、シャダイチャッター（小倉記念）、プレミアムボックス（CBC賞など短距離重賞3勝）、ワンモアチャッター（朝日チャレンジC）などの重賞ウィナーの名前が浮かび上がります。
本馬は3歳2月にデビュー。新馬戦では馬っぷりの良さや調教の動きなどが評価されて1番人気に推されました。ダートの不良馬場は不向きだったようですし、大型馬ゆえにまだ体を持て余していた印象。2戦目のレース後に両前脚（特に左前）が腫れた際、エコー検査を実施したところ腱への損傷はなく、その周囲が炎症を起こしている状態でした。それ以降は一進一退の状態を繰り返し、何とか目処が立って復帰に向けて調整を進めていた矢先、左前脚の腫れと熱感が引かず、左前をかばっていたせいか左後脚の踏み込みも良くなかったことから8月12日（日）にエコー検査を受けたところ、左前脚の浅屈腱炎を発症していると診断されました。これを受けて関係者で協議した結果、JRAの競走馬登録を抹消し、今回のサラブレッドオークションへ出品の運びとなった次第です。
屈腱炎ゆえ治癒には時間が必要でしょうし、再発の可能性も否定できません。それでも競走馬としての復帰が可能なレベルの損傷率（最大損傷部位は8%）ですので、長い目で見ていただければ幸いに存じます。馬っぷりの良さやデビュー戦での評価からも能力はあったはず。前述の血統背景に加え、成長力豊富なルーラーシップ産駒ですし、大型馬でまだ緩さが残っていたことを考えると、今後の成長、良化が期待できると思います。
なお、それ以外に気になる疾病や悪癖は特にございませんが、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。記載事項に関するキャンセルには応じられません。


※2018年8月12日ににエコー検査を実施したところ、左前脚浅屈腱炎（ディフューズ型・最大損傷部位は8%）を発症していることが判明。事故見舞金18号（JRAの施設内で発生した屈腱炎により9ヵ月以上出走できなくなった場合）の適用を受けています。

※南関東4競馬場への転入はできません。

※ノルマンディーファーム小野町（福島県田村郡小野町飯豊）に在厩しており、預託料は6000円/日（税抜）です。
8月18日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：（株）ノルマンディーサラブレッドレーシング