マオウ　Mao　　牡　５歳　　※地方競馬　在籍

マイラーズC、毎日王冠などG2を4勝、マイルCS、安田記念でも2着と好走しているスーパーホーネットの半弟にあたります。おじのBellZevirはオーストラリアのG1ウィナー。一族には種牡馬としてバンブーメモリーなどを輩出したモーニングフローリックなどアメリカを中心に重賞ウィナーが多数いる、一本筋が通った牝系です。
前述の血統背景、馬っぷりの良さが評価され、2014年の北海道セレクションセールにて3,348万円という高値で落札された本馬は、2歳8月にJRAでデビュー。6戦目の東京ダート1400m戦で勝ち馬からコンマ2秒差の2着と好走しました。大井競馬へ移籍後、9戦目で待望の初勝利をマーク。昨年秋に園田競馬へ移籍して3戦を消化した後にサラブレッドオークションに出品され、落札しました。その後は同じ園田競馬の他厩舎へ移籍して続戦。園田での最終戦となった5月17日のレース（ダート1700m）では、ようやくらしさを見せて4着と好走しました。高知競馬へ移籍後こそ思うような結果が出ていませんが、成長力のあるハーツクライの産駒ですし、2歳から7歳と長きに渡って活躍したスーパーホーネットの半弟という血統背景からも、まだまだ良化の余地があるはず。追ってバテない強みを生かして、新天地でその素質が開花してくれることを願っています。
なお現在、両後肢にトモズレがあります。

【本馬についての現状説明】
咬癖は相変わらずですが、手入れの時や馬房の前を通った時だけで、調教やレース中にそういった仕草を見せることはありません。ただ、メンコを付けたり外したりするなど色々と工夫しましたが、大きな変わり身は見られませんでした。小脚がなくワンペースの走りで、1300～1400mでは忙しい印象。高知の下級条件は距離のバリエーションに乏しく、もっと長い距離を使いたくても使えなかった…というのが正直なところです。転入前に園田の1700mでそう差のない競馬をしていましたから、距離延長で変わり身が期待できるのではないでしょうか。（高知競馬・西山裕貴調教師）


※咬癖（人や他の馬をかむ癖）があります。

※南関東4競馬場への転入はできません。

※高知競馬場・西山裕貴厩舎（高知県高知市長浜宮田）に在厩しています。預託料につきましては、サラブレッドオークション事務局にお問い合わせください。
9月15日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：藤井　猛