ガッキー　Gakki　　牝　４歳　　※地方競馬　在籍

2009年の最優秀短距離馬である父ローレルゲレイロは昨年、アルネゴーが高知の黒潮ジュニアChSと金の鞍賞、リンノゲレイロが筑紫野賞と佐賀皐月賞に優勝するなど、地方競馬における産駒の活躍が顕著です。持ち前のスピード能力は、地方競馬の深いダートでも十分通用することを証明していると言えるでしょう。一方、母グレースポーラは地方で2勝。また、おばにも地方で3勝を挙げたグレースマリーン、おじにも中央のダートで2勝、地方でも8勝を挙げたスーパーファルドがいるように、地方ゆかりの血統背景ということもあってか、母の産駒には本馬も含めて計9頭も地方で勝ち星を挙げています。兄姉が先頭ゴールを果たした地方競馬場を列挙すると、門別、水沢、浦和、川崎、名古屋、笠松、金沢、園田、姫路、佐賀と実に10競馬場。地方適性の高さを感じます。
本馬は2歳6月に門別競馬場でデビュー。フレッシュチャレンジ競走、2戦目のアタックチャレンジ競走で続けて2着と好走しました。3戦目を最後に園田競馬の現厩舎へ移籍。1番人気に推された転入初戦は7着と敗れたものの、レース後に左膝の骨折が判明し、長期の休養を余儀なくされています。手術はせず自然治癒し、昨年8月に帰厩後はジックリ調整を進め、11月5日の能力試験に合格。約1年の休養を経て11月20日のレースで復帰しました。ブランクをまるで感じさせない走りで復帰戦を勝利で飾ると、返す刀で2戦目も快勝。4歳にしてキャリアはわずか6戦。今後の成長、変わり身が見込めるはずですし、ここ2走の内容からも新天地での更なる活躍が期待できるでしょう。

【本馬についての現状説明】
明け4歳にも関わらず、まだ6戦しかしておりません。一昨年12月12日にレース後に左前膝の骨折が判明し、休養を余儀なくされました。帰厩後は時間を掛けてジックリ乗り込み、復帰後も左前に硬さは残すものの、順調に2連勝することができました。左膝は若干の熱感がありますが小康状態を保っており、前走後も特に問題はありません。水冷などでしっかりケアしていれば、順調にレースを使っていけると思います。豊富なスピードがあり、二の脚が抜群。馬場の軽い競馬場でこそ、持ち味がフルに生きるのではないでしょうか。まだレース面では幼い面を残しており、伸びしろがあるように思われます。飼い食いに関しては全く問題ありません。厩舎内においても落ち着いており、手入れ等はおとなしい馬です。（園田競馬西脇・松浦聡志調教師）


※2017年12月12日（2歳時）の競走中に左膝の骨折を発症。全治6ヵ月の診断でした。

※さく癖（馬房内の窓枠で）があります。

※南関東4競馬場への転入はできません。

※加西乗馬クラブ（兵庫県加西市中西町）に在厩しており、預託料は3,000円/日（税抜）です。
1月12日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：（株）サンデーヒルズ