レベルドアリュール　Lesbellesde Allure　　牝　４歳　　※地方競馬　在籍

半兄のマイネルデュエルはサラブレッドオークションの取引馬で、笠松競馬へ移籍直後に4連勝するなど計11勝をマーク。現在は園田競馬で活躍中です。半姉のブレッザバラーレは南関東で3勝、半兄のサーブルノワールはJRAで勝ち星を挙げている堅実駆けの血統。曽祖母のMiddle Stage、4代母Patelinはアメリカの重賞ウィナー。ブラックタイプを更に紐解くと、A Phenomenon（ヴォスバーグS）、Pillaster（レムゼンS）、Class Play（CCAオークス）、シアトルミーティア（スピナウェイS）、Pleasant Stage（BCジュヴェナイルフィリーズ）、日本でもおなじみのアイルハヴアナザー（ケンタッキーダービーを含む米G1を3勝）などアメリカのG1、重賞ウィナーの名前が次々と浮かび上がってくる活気に満ち溢れた牝系です。
本馬は一昨年のJRAブリーズアップセール出身。調教供覧では素軽い走りを見せていましたが、その後に疲れが見えたため立て直しを図り、デビューを迎えたのは3歳4月の未勝利戦。JRAでは佐賀での交流競走を含めて4戦した後に、名古屋競馬の現厩舎へ移籍しました。
転入初戦の800m戦をアッサリ逃げ切って初勝利を挙げたものの、その後は思うような結果を出すことができず、JRAへの再登録を断念して匿名組合契約を解散。今回のサラブレッドオークションへ出品の運びとなった次第です。
前走にしても楽に先手を奪えたように豊富なスピードを秘めている反面、全体的にひ弱で本当に良くなるのはこれから。その辺りが解消して全体的にしっかりしてくれば変わり身があるはずです。また、800m戦で勝利を挙げているだけに、短い距離の番組が充実している競馬場への移籍が望ましいでしょう。名ダートサイアー・ゴールドアリュールの貴重な忘れ形見でもあります。長い目で見ていただければ幸いですし、将来の繁殖牝馬候補としてもご一考ください。

【本馬についての現状説明】
楽にハナを奪うだけのスピードがありますが、まだトモに緩さが残っている分、使える脚が短いのがネック。トモがパンとして、最後の粘りが増すようになれば変わってくるでしょう。素質は秘めていると思いますから、今後の成長に期待したいところです。なお前走後、左膝に若干の腫れがありますが、わずかな熱感があるくらいで痛みはなく、歩様にも問題ありません。念のためレントゲン検査をおこないましたが、異常は見つかっていません。（名古屋競馬・今津博之調教師）


※南関東4競馬場への転入はできません。

※名古屋競馬弥富トレーニングセンター・今津博之厩舎（愛知県弥富市駒野町）に在厩しています。預託料につきましては、サラブレッドオークション事務局にお問い合わせください。
1月19日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：（株）ノルマンディーサラブレッドレーシング