ノーフェイク　No Fake　　セン　４歳　　※地方競馬　在籍

母リーサルヒートは米G2・ハリウッドオークスの勝ち馬で、G1・レイディズシークレットSでも2着と好走した実績の持ち主。半姉トータルヒートはJRAで5勝を挙げて、新潟芝1000mのオープン特別・ルミエールオータムダッシュでも2着と好走した快速馬でした。半兄のリーサルストライクは2勝、アルティマヒートは1勝をJRAでそれぞれ挙げており、堅実に走る血統でもあります。ブラックタイプを更に紐解くと、米G1・スワップスSの覇者Paduaをはじめ、アメリカでの重賞ウィナー、入着馬の名前が次々と浮かび上がる重厚な牝系の出身です。
本馬は2歳8月にJRAでデビュー。笠松での交流競走を含めて6戦を消化した後、昨年7月19日のサラブレッドオークションで落札して笠松競馬へ移籍。4戦目に待望の初勝利をマークしました。その後、名古屋競馬へ移籍し、転入初戦で2着の後、2戦目で勝ち星を挙げています。前走後は短距離戦で活路を見出すために園田競馬の現厩舎へ移籍したのですが、運動中の歩様に違和感があったため検査をしたところ、右前脚橈骨遠位端剥離骨折が判明。「広範囲に及び、全治には半年ほど要する見込み」という診断が出たため、今回のサラブレッドオークションへの出品を決断しました。
当面の間は休養を余儀なくされますが、笠松、名古屋ではコンスタントに使ってきただけに、骨折が完治した暁には順調に出走を重ねていけるでしょう。1200m以下の短距離の番組が充実している競馬場への移籍が叶えば、もっとやれるはず。前述の血統背景に加え、父は三冠馬オルフェーヴル。誰もが認める良血馬ですから、まだまだ成長、良化の余地はあると思います。新天地での素質開花に期待したいところです。

【本馬についての現状説明】
こちらへ到着後、次走に向けて調整を進めていこうと思ったのですが、運動中に右前の出が硬いのが気になって検査したところ、右前橈骨遠位端の剥離骨折が判明しました。剥離した箇所は広範囲で、全治には6ヵ月ほど要する見込みです。走りや血統から短い距離で持ち味が生きると思っていましたから、園田の1230m戦でどんな走りを見せてくれるのか楽しみにしていただけに残念ですが、復帰後の活躍を期待しています。（園田競馬・保利良平調教師）


※2019年1月に右前脚橈骨遠位端剥離骨折を発症。全治6ヵ月の診断です。

※2018年3月2日（3歳時）に去勢手術を実施しています。

※南関東4競馬場への転入はできません。

※大浦競走馬トレーニングセンター（兵庫県明石市大久保町大窪）に在厩しており、預託料は3,200円/日（税抜）です。
2月2日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：三峰　誠植