トーセンエメラルド　Tosen Emerald　　牝　３歳　　※地方競馬　在籍

半姉のトーセンプルメリアはサラブレッドオークションの取引馬。佐賀へ移籍して4連勝を達成し、南関東でも1勝をマーク。現在も南関のC2クラスで好勝負を続けています。おじにセントライト記念の勝ち馬クォークスター、一族にはサウジアラビアロイヤルカップを制するなど日本で活躍した後にオーストラリアへ渡り、MVRCマニカトSなどG1を2勝するなど大活躍したBrave Smashや、交流重賞6勝を挙げたトーセンジョウオー、桜花賞2着のブルーリッジリバー、一昨年のJBCレディスクラシック3着馬トーセンセラヴィなどがおり、活躍馬には事欠きません。スカーレットブーケ、ダイワメジャー、ダイワスカーレット、ヴァーミリアン、サカラート、ソリタリーキングなどは近親にあたり、「スカーレット一族」としてすっかりおなじみの名門牝系。本馬もその血を引く良血馬です。
本馬は2歳5月と早期デビューを果たしましたが、初戦を使った後、膝に小さな骨膜が出たため北海道へ放牧に出しました。5ヵ月の休養の後にレースへ復帰。休養明けを叩いた2戦目でクビ差2着と好走したものの、その後は思うような結果が出ていないことから、今回のサラブレッドオークションへの出品を決断した次第です。以前に骨膜が出た膝に関してはもう心配ありませんし、牝馬にしては馬格があり、これから暖かくなれば更なる良化が見込めるでしょう。
前述の通りスカーレット一族の血を引く良血馬。父は古馬になってから頭角を現し、2011年の天皇賞（秋）で1:56.1という驚異的なタイムを叩き出したトーセンジョーダンということもあり、本馬にも今後の成長、変わり身に期待したいところ。また、将来の繁殖牝馬候補としてもご一考いただければ幸いです。

【本馬についての現状説明】
新馬を使った後、膝に小さな骨膜が出たため北海道へ戻しましたが、手術などはせず自然治癒で回復。帰厩後も気にする素振りは見せていません。女馬にしては馬格があって見栄えのする体つきをしていますし、追い切りでは単走で4ハロン51秒台、併せ馬なら50秒台が出るほど攻め馬は動いているだけに、もっとやれていいはずです。時季的なものか毛ヅヤがひと息で、暖かくなればガラッと変わってくるでしょう。（船橋競馬・張田京調教師）


※南関東4競馬場への転入が可能です。

※阿見TC内セグチレーシングステーブル（茨城県稲敷郡阿見町福田）に在厩しており、預託料は7,300円/日（税抜）です。
3月2日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：島川　隆哉