アバロン　Avalon　　牡　４歳　　※地方競馬　在籍

母アンドロメダは南関東で4勝。半姉のシンカンイチコは金沢で計20勝をマークした活躍馬で、同じく半姉のペルルクロシュはJRAで2勝を挙げています。その他のきょうだいも地方競馬で複数の勝ち鞍を収めている堅実駆けの血統です。南関東で重賞5勝、JRAへ移籍して宝塚記念を制したカツアールは近親にあたり、ブラックタイプを更に紐解くと、春の天皇賞を制したクリペロ、牝馬にして秋の天皇賞を制した女傑クリヒデ、スプリンターズSを快勝したダイタクヤマトなど往年の名馬の名前が浮かび上がってきます。
本馬は2歳9月に門別競馬場でデビュー。使いながら良化の一途を辿り、4戦目のダート1000m戦で待望の初勝利をマークしました。そのレースを最後に船橋競馬の現厩舎へ移籍。右前の深管骨瘤により二戦続けて競走除外となり、その後も右前の深管骨瘤を気にしていたため放牧に出しました。放牧中に牧柵を蹴った際、左後肢の球節が腫れてしまい休養が長引いたものの、復帰2戦目となった3走前の川崎・ダート1400m戦で好位追走から直線で抜け出し、移籍後の初勝利を飾っています。古馬になって格付されてから思うような結果が出ていないため、今回のサラブレッドオークションに出品することにいたしましたが、まだキャリアが浅いだけに使いつつ良くなってくれば通用するはず。前述の血統背景からもまだまだ成長が見込めるはずですし、他場へ移籍して相手関係が楽になればもっとやれるはず。新天地での素質が開花してくれることを願っています。
なお、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。記載事項に関するキャンセルには応じられません。

【本馬についての現状説明】
転入当初、右前の深管骨瘤を痛めた影響で二度の競走除外。その後もなかなか回復しなかったため、一旦放牧へ。牧場でラチを蹴った時に左トモの球節が腫れてしまい、結果的に休養が長引きました。それ以来ずっと腫れは残っていますが、痛みや歩様の乱れはもうありません。今後もコンスタントに使っていけるでしょう。尻尾が短いのは皮膚病の影響です。（船橋競馬・佐藤賢二調教師）


※南関東4競馬場への転入が可能です。

※阿見TC内セグチレーシングステーブル（茨城県稲敷郡阿見町福田）に在厩しており、預託料は7,300円/日（税抜）です。
3月2日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：（株）ＭＭＣ