シュパーガ　Shpaga　　牡　５歳　　※地方競馬　在籍

先週、3月19日に惜しまれつつこの世を去った父キングヘイロー。今年で24歳になっていましたが、種牡馬としての力は全く衰えるどころか、昨年2018年は全盛期を思い起こさせるほどの活躍ぶり。ダイアナヘイロー（阪神C、阪急杯）、ダイメイプリンセス（アイビスサマーダッシュ）が中央で活躍したほか、地方ではキタサンミカヅキ（東京盃）がNAR年度代表馬をはじめ、NAR4歳以上最優秀牡馬、NAR最優秀短距離馬に選出されるほどの大活躍ぶりでした。本馬は“スーパーカー”の異名でお馴染みのマルゼンスキーを輩出した名門シル系の出身。シル系のキングヘイロー産駒といえば、ゴウゴウキリシマ（シンザン記念）やワタリキングオー（川崎・クラウンC）などがいるように、父と母系の相性は抜群です。
本馬は3歳3月にJRAでデビューし、3戦を消化。その後は笠松競馬の現厩舎へ移籍しました。地方競馬ではここまで14戦して7勝、2着3回、3着1回、4着3回と掲示板を1回も外していないように、抜群の安定感を誇っています。3月20日からの同開催での出走を予定していましたが、右前膝の骨膜が剥がれかかっていて、「3ヵ月以上の休養が必要」と診断されたことから、今回のサラブレッドオークションへ出品することにしました。
過去に診察した獣医師の見解によると、「これまでは外科手術の必要はなかった」とのことでしたが、今後の経過および各獣医師の判断によってはクリーニング手術が必要になる可能性があることをご承知おきください。患部のレントゲンを添付していますので、ご確認いただければと思います。
なお、2017年12月8日の競走中に右前の橈骨遠位端を剥離骨折、2018年9月5日に7勝目を挙げた後に長期休養を挟んでいます。現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。記載事項に関するキャンセルには応じられません。

【本馬についての現状説明】
500キロを超す馬格を有していて、パワーもあります。今後、治療および休養が必要ですが、年内にあと1勝すれば南関東への移籍ができる点は魅力だと思います。（笠松競馬・尾島徹調教師）


※2017年12月に右前脚橈骨遠位端の剥離骨折を発症しています。自然治癒に任せ、回復後は休養を挟みながら計5戦に出走しました。

※南関東4競馬場への転入はできません。

※笠松競馬場・尾島徹厩舎（岐阜県羽島郡笠松町若葉町）に在厩しています。預託料につきましては、サラブレッドオークション事務局にお問い合わせください。
3月30日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：菊地　剛