ソルプレーサ　Sol Presa　　牡　７歳　　※中央競馬　登録抹消

父エンパイアメーカーは米ダート路線の強豪としてベルモントSなどG1を3勝。2012年には北米チャンピオンサイアーのタイトルを獲得するなど種牡馬としても数々のG1馬を送り出し、そのうちの一頭Pioneerof the Nileを介して米三冠馬American Pharoahを輩出。フェデラリストやイジゲン、そして来日後の産駒エテルナミノル、スーサンジョイなど日本でも実績を積み上げる中、買戻しのオファーにより現在はふたたび米国で種牡馬生活を送っています。一方、母系は天皇賞馬レッツゴーターキンでも有名なオークス馬シャダイターキンの一族。OPや準OP馬が複数名を連ねているように、代を重ねてもその勢いに衰えは見られず、半弟オーヴァルエースは現在デビューから無傷の3連勝中。さらに気運が高まってきています。
本馬はJRAのダートで3勝を挙げた実力馬です。デビューから38戦とコンスタントに出走を重ね、5,000万円を超す賞金を稼いでくれました。ただ、7歳となった今年1月5日のレース後に右前脚に浅屈腱炎（損傷率39.7％）を発症。コア型（核型・病変部が腱内部の中心に存在する）ではなかったことから経過観察を行いながら治療を継続し、35％程度まで再生してきたものの、残念ながらこの度JRAの競走馬登録を抹消してサラブレッドオークションに出品の運びとなりました。
2歳11月のデビュー戦（ダ1600m）では惜しくも2着でしたが、2戦目（ダ1800m）は2番手追走から早めに先頭に立つと、そのまま押し切り初勝利を挙げました。その後も1200m（2勝目）と1800m（3勝目）で勝ち星を挙げていることから距離適性の広さが窺え、また前述の通り弟に今年のヒヤシンスSをデビューから3連勝で制したオーヴァルエースがいる血統背景から、屈腱炎を克服することができれば地方競馬での活躍が期待できるはず。ある程度の休養が必要になると思いますが、長い目で見ていただけるオーナー様に落札していただければ幸いです。
現在は曳き運動のみに留めて回復を待っています。現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。不安がある方は現地で獣医検査を受けてからの入札をお勧めいたします。記載事項に関するキャンセルには応じられません。


※2019年1月5日のレース後に右前脚浅屈腱炎（損傷率39.7％）を発症しています。

※南関東4競馬場への転入が可能です。

※松風馬事センター（茨城県稲敷郡美浦村受領）に在厩しており、預託料は6,000円/日（税抜）です。
4月6日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：西森　鶴