オートヴィル　Hauteville　　牡　４歳　　※中央競馬　登録抹消

父アイルハヴアナザーはケンタッキーダービーとプリークネスSを制した米クラシック二冠馬。引退後は日本にて種牡馬生活をスタートさせ、昨年の帰国に至るまで6年間で合計650頭を超える種付けを行い、2016年のファーストシーズンサイアーランキングで2位。先週のアンタレスＳを制したアナザートゥルース、地方ではボルドープラージュ（笠松・ラブミーチャン記念）が重賞勝ち馬の仲間入りを果たすなど、相対的に息長くダートを得意とする産駒が多く見受けられます。一方、母系はモンテプリンス（天皇賞・春、宝塚記念）、モンテファスト（天皇賞・春）に代表されるマリアドロに遡る一族。おじのトップオブピーコイはカンナSでのOP勝ちを含む中央3勝を挙げており、祖母、母そして兄いずれもが中央で堅実に勝利を収めています。
本馬は2歳10月にJRAでデビュー。5戦目の芝1800m戦で0.6秒差の5着となり、次戦でも0.5秒差と差を詰めて良化を見せ始めた矢先の3歳7月のレース中に心房細動となってしまいました。その後は障害転向を目指したものの、飛越が上手くなく500万下で走らせることに。2走前のレースでは左後肢跛行により競走を中止していますが大きな問題はありませんでした。まだ精神的に幼いためか、レース中はハミを取ったり取らなかったりしてレースをやめようとするところがありますので、もしかしたらそういう面が出て、ジョッキーが異常と感じ取ったのかもしれません。前走も直線で一瞬脚を使ったように集中して走ることが出来れば、ガラッと一変があっても不思議はないでしょう。立派な馬格を誇っており、まだ伸びしろも十分見込めることから、長い目で見ていただけるオーナー様に落札していただければ幸いです。
3歳10月の調教中に躓き、両膝をついて外傷を負ったことがありますが、骨などには異常はなくその後も問題なく出走しています。上記以外に気になる疾病や悪癖は特にございませんが、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。記載事項に関するキャンセルには応じられません。


※2019年3月3日の競走中に左後肢跛行を発症したため、3コーナーで競走を中止しています。なおその後、4月10日の大井競馬に出走しています。

※2018年7月28日の競走において心房細動を発症。なお，「タイムオーバーによる出走制限」の適用を除外されています。

※南関東4競馬場への転入はできません。

※阿見TC内セグチレーシングステーブル（茨城県稲敷郡阿見町福田）に在厩しており、預託料は7,300円/日（税抜）です。
4月20日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：（株）ノルマンディーサラブレッドレーシング