タグヤ　Taguya　　牡　３歳　　※地方競馬　在籍

父ノヴェリストは驚異のレコードタイムで5馬身差の圧勝を演じたキングジョージⅥ世&QエリザベスSを含むG1・4勝を誇るドイツの名血馬。現役引退後は日本にてスタッドインしており、2017年ファーストシーズンサイアーのJRA勝ち名乗り第1号を決めると、セカンドクロップとなるラストドラフトが今年のG3京成杯を制して重賞初制覇。他にもローゼンクリーガー（ファルコンS3着）やコスモカレンドゥラ（ホープフルS4着）が重賞戦線を歩んでいます。一方の母系は、次々にG1馬を送った曾祖母Lady Berry（仏G1ロイヤルオーク賞）から広がる一大系譜。近親にはDanedream（凱旋門賞などG1・5勝）、グルームダンサー（仏G1リュパン賞）、キンシャサノキセキ（高松宮記念連覇）らが居並び、おじローズキングはOP3着馬。兄姉いずれも勝利を収めています。
本馬は当初JRAの2歳戦でデビューさせるプランを立てていましたが、態勢が整わなかったことから、方針を転換し昨年末にホッカイドウ競馬の現厩舎へ入厩。冬期間も順調に乗り込み、開幕週の4月18日に初陣を迎えました。スタートは出遅れたものの徐々にポジションを押し上げ、直線は一瞬反応しかけていましたが、最後は脚が上がり10着。続く2走目もダッシュがつかず馬群に取り付くも、直線は失速してしまいました。所有馬を整理する意味合いもあり、このタイミングでサラブレッドオークションへ出品する運びとなりましたが、年齢やキャリアを考慮すると馬はフレッシュな状態。賞金面でも最下級条件からスタートできるメリットがあり、レース経験を重ねつつ気性的な若さが解消されてくると、活躍の幅が広がってくると見ています。尚、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願い致します。

【本馬についての現状説明】
近2走スタートで出負けしていますが、駐立は全く問題ないものの、臆病な面が多少影響しているかもしれません。1勝クラスの経験馬相手と格付け的に分が悪かったですし、レース慣れしてくれば変わってくる馬だと思います。前走はマイナス14kgでの出走でしたが、初戦は余裕残しの体付き。1回使って絞れたものと解釈しています。（ホッカイドウ競馬・佐々木国明調教師）


※南関東4競馬場への転入はできません。

※門別競馬場・佐々木国明厩舎（北海道沙流郡日高町富川駒丘）に在厩しており、預託料は5,000円/日（税抜）です。
5月11日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：杉澤　光雄