ハヴアナイスディ　Have a Nice Day　　牝　５歳　　※地方競馬　在籍

母系はサクラユタカオー（天皇賞・秋）やウイニングチケット（日本ダービー）でお馴染みの名門スターロッチ系。近親にはマチカネタンホイザ（重賞4勝）、いとこにダンツジャッジ（重賞2勝）、おばにワコーチカコ（重賞4勝）、そして兄にはマイネルスターリー（函館記念）と活躍馬がズラリ並んでおり、自身が笠松の重賞を制しているのも必然と言えるのではないでしょうか。一方、父ベーカバドは仏G1勝ち馬で凱旋門賞ではワークフォースの4着。一度も大崩れすることなく欧米における頂上の舞台を渡り合いました。引退後は日本にて種牡馬入りし、出品本馬をはじめとして全国で次々と地方重賞馬を輩出。デビューから中央で3連勝中のデアフルーグ（伏竜S、黒竹賞）などダートでの活躍も目立ち、馬産地での人気に陰りはありません。
本馬は2016年9月の園田競馬でデビュー。初戦の勝ち馬は園田の怪物マジックカーペットと相手が悪過ぎただけで、次走は2着に5馬身差をつける圧勝劇を演じました。翌年から快進撃が始まり、休養明けから2連勝を飾ると6月の笠松クイーンカップで待望の初重賞を制することに。2018年春より戦いの場をホッカイドウ競馬へ移し、格付け的にメンバーが揃っていたものの、好位で流れに乗り11戦して1勝2着4回と安定した取り口を見せていました。ホッカイドウ競馬の閉幕を機に現厩舎へ移籍、近2走が示すとおり先行力に磨きが掛かってきた印象を受けましたが、残念ながら脚元に不安を発症したため、このタイミングを機にサラブレッドオークションへ出品する運びとなりました。完治するまで少々時間を要しますが、年齢を重ねてさらに進化していますし、長い目で見守って下さるオーナー様に再生の道を開けていただけましたら幸いです。
なお、記載事項に関するキャンセルには応じられません。現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。不安がある方は現地で獣医検査を受けてからの入札をお勧めいたします。

【本馬についての現状説明】
ここにきて2連勝と脂が乗ってきたと思えた矢先に、残念ながら前走後脚元に不安を発症してしまいました。右前繋部の外側に腫れが見られ、触診すると痛みと熱感があります。恐らく繋側靭帯を痛めているものと思われますが、当面は療養を要する状態です。現在B3クラスに格上げされましたが、復帰すれば同条件でも勝ち負け出来る手応えを掴んでいます。（川崎競馬・平田正一調教師）


※南関東4競馬場への転入が可能です。

※川崎競馬小向厩舎地区・平田正一厩舎（神奈川県川崎市幸区小向仲野町）に在厩しています。預託料につきましては、サラブレッドオークション事務局にお問い合わせください。
5月11日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：野島　泰