ノーザンバローズ　Northern Barows　　セン　７歳　　※地方競馬　在籍

父Pulpitは現役時に2つのG2勝ちを含む6戦4勝。種牡馬一族の出身だけあってスタッドイン後の活躍が目覚ましく、Sky Mesa（ホープフルS）やTapit（ウッドメモリアルS）、パイロ（フォアゴーS）、Ice Box（フロリダダービー）、Lord Nelson（トリプルベンドS）など、数々のG1馬を輩出。A.P. Indyの最有力後継者として力強くサイアーラインを伸ばしています。また、日本でも持込馬のピットファイターが武蔵野Sなど重賞3勝を挙げる活躍を見せました。
一方、母系もアメリカ血統を誇り、兄に米ダートG2勝ち馬Advice、おじに米芝重賞勝ち馬Poloniusと活況。近親にはNo Matter What（G1デルマーオークス）、Rainbow View（英愛G1・2勝）親子や、種牡馬Raven's Pass（BCクラシックなどG1・2勝）、E Dubai（米G2・2勝）の名が光っており、G3きさらぎ賞の勝ち馬アメリカズカップもこのファミリーの出身です。
本馬は3歳1月にJRAでデビュー。新馬戦では圧倒的1番人気に支持されると、後に東京スプリント（Jpn3）を制すキタサンサジンに3馬身差をつける圧勝で新馬勝ちを決めました。翌年1月に2勝目を挙げるも、降級後の500万下で伸び悩んだことから、2017年7月に大井競馬の現厩舎に移籍。南関東では1勝、2着1回、3着1回と期待したほどの結果が得られていませんが、上がりの脚は毎回上位ですし、力の衰えは見られません。舞台を変えればまだまだやれる力を持っていると期待しております。これまでの実績からも能力は確かで、あとはもうきっかけひとつだと思います。相手関係を含めて新天地への移籍が復活の呼び水になれば、輝きを取り戻してくれるのではないでしょうか。

【本馬についての現状説明】
砂を被ると戦意喪失してしまうので、フルゲートの頭数が少ない競馬場ならまだ十分やれると思います。コーナリングがあまり上手くありませんが、直線ではしっかりと脚を使えますし、上りの時計も優秀。外枠で先行できる形になれば持ち味が活きるはずです。（大井競馬・藤田輝信調教師）


※南関東4競馬場への転入が可能です。

※大井競馬場・藤田輝信厩舎（東京都品川区勝島）に在厩しています。預託料につきましては、サラブレッドオークション事務局にお問い合わせください。
5月25日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：猪熊　広次