マッスルバローズ　Muscle Barows　　牡　４歳　　※地方競馬　在籍

父ヘニーヒューズは現役時に米G1を2勝したStorm Cat系の快速馬。スタッドイン後は現地にて名牝Beholder（米G1・11勝）を輩出し、日本では外国産や持込馬のアジアエクスプレス（朝日杯フューチュリティS）、モーニン（フェブラリーS）、ケイアイレオーネ（シリウスS）らが大活躍。本邦導入後も早々より重賞勝ち馬を送り出し、2017年ダートのファーストシーズンサイアーチャンピオンに輝いています。
一方、母系はCaerleon（仏ダービーなどG1・2勝）やヴィジョン（G1セクレタリアトS）、スキャン（ペガサスHなどG1・2勝）をはじめとする種牡馬族の祖となったForeseerに遡るファミリー。おじのロードプラチナムは破竹の4連勝でオープン入りし、大阪杯やアメリカJCC2着などを経て、函館記念を制しており、兄姉７頭のうち5頭が勝利を収めています。また、ヘニーヒューズ×サンデーサイレンスの配合からは、中央で2連勝中のサトノギャロスなどが出ています。
2016年の北海道セレクションセールにて1,350万円で落札された本馬は、2歳8月にJRAでデビュー。5戦オール掲示板に載る成績を残しており、新馬戦では今年のオーシャンS（G3）の覇者モズスーパーフレアの5着、5戦目には韋駄天S（OP)勝ちのライオンボスの2着となるなど、潜在能力の高さを見せました。2月24日のレース後に左ヒザに骨折が見つかったため、中央の登録を抹消して大井競馬の現厩舎に移籍。今年の4月に復帰して3戦を消化しましたが、思ったほどの結果を得られなかったことから今回サラブレッドオークションに出品する運びとなりました。中央での走りや、前述の血統背景からもこのまま終わるとは到底思えず、今後の変わり身に期待したいところです。相手関係が楽になる競馬場への移籍が叶えば、まだ十分やれるのではないでしょうか。新天地での活躍を期待しています。
以前はソエが出ていましたが、ボーンスクレイピング治療を施して治まっています。また、両前に骨瘤が出ていますが、今のところ出走できています。現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。記載事項に関するキャンセルには応じられません。

【本馬についての現状説明】
フィジカル面でまだ掴み切れない部分があり、結果を出すことが出来ませんでした。気持ちが切れてしまうところもあり、一息で走ってしまうため、後方からマイペースで行ければチャンスがあるかもしれません。（大井競馬・森下淳平調教師）


※2018年2月24日（3歳時）のレース後に左前橈骨遠位端の骨折を発症。事故見舞金9号（競走中の事故により事故発生の日から6ヵ月以上出走できなくなった場合）を受給しています。

※本馬はカケス（下顎短小、鯉口。上顎切歯列が下顎切歯列より前方に突出している状態。不正咬合）です。添付の写真でご確認ください。

※南関東4競馬場への転入が可能です。

※阿見TC内セグチレーシングステーブル（茨城県稲敷郡阿見町福田）に在厩しており、預託料は7,300円/日（税抜）です。
6月15日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：猪熊　広次