オルティラアスール　Ortila Azul　　牝　７歳　　※地方競馬　在籍

父キンシャサノキセキは高松宮記念連覇を含む重賞7勝を挙げた快速馬。種牡馬入り後はモンドキャンノ（京王杯2歳S）やシュウジ（阪神C）、サクセスエナジー（さきたま杯）、カシアス＜Kemono＞（函館2歳S）、ヒラボクラターシュ（佐賀記念）など多くの産駒が重賞戦線で活躍しており、近年では地方競馬や中央ダートサイアーランキングの上位にランクインし、さらなる飛躍を遂げています。
一方、母系はアメリカに由来し、米G1馬Biloらと同ファミリー。いとこにエリザベス女王杯5着のプリメラアスールやOPで好走を続けたルチャドルアスールらが名を連ねており、母は京都牝馬Sで3着した実績馬。全妹スビールアスールも準OP馬として現在活躍中です。また、キンシャサノキセキ×クロフネの配合からは、ジュエルクイーン（地方重賞10勝、エーデルワイス賞2着）やシングルアップ（フェニックス賞）などが出ています。
本馬は2歳9月にJRAでデビュー。初戦が4着、2戦目が5着と惜しい内容が続き、3歳5月の新潟・1000m戦で見事初勝利。その際の2着馬が後にアイビスサマーダッシュ（G3）5着、ルミエールオータムダッシュ（OP）3着となるアースエンジェルということからも、本馬のスピード能力の高さが実証されています。500万クラスでは大きくは負けないものの、十分に力を発揮できなかったことから、園田競馬の現厩舎に移籍。昨年の夏頃から本来のスピードが戻ってきて、4勝、2着2回、3着2回の成績を残しています。所有馬を整理する意味合いもあり、このタイミングでサラブレッドオークションに出品する運びとなりましたが、全妹が中央で4勝を挙げていることから、本馬もまだ十分にやれる力はあるはず。新天地で活躍してくれることを期待しています。

【本馬についての現状説明】
テンのスピードがかなり速いところは大きな武器で、1200mくらいの距離では一際強さを発揮しますね。調教から引っ掛かるように性格が前向きすぎるのは課題なので、滞在競馬が向いていると思います。馬格があるのに脚元は丈夫ですし、まだまだやれるはずですよ。（園田競馬・田中一巧調教師）


※南関東4競馬場への転入はできません。

※イデア馬事苑（大阪府枚方市穂谷）に在厩しており、預託料は4,200円/日（税抜）です。
6月15日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：（株）アスール