ワールドビーター　World Beater　　セン　４歳　　※地方競馬　在籍

父ジャングルポケットは第68代の日本ダービー馬。秋には勇躍ジャパンCに挑戦し古馬テイエムオペラオーをゴール直前で差し切る大殊勲。内国産3歳馬としては初となるＪＣ制覇が高く評価され、同年の年度代表馬に選出されました。また種牡馬としてもオウケンブルースリ（菊花賞）やトールポピー（オークス／母の父は出品本馬と同じサンデーサイレンス）、トーセンジョーダン（天皇賞・秋）など多くのG1馬を輩出。交流G1を制したアウォーディー（母の父＝ＳＳ）やディアドムスをはじめとして、産駒は全国の地方重賞でも勝利を収めています。
一方、母系は最優秀3歳牡馬エアシャカール（皐月賞、菊花賞）やエアデジャヴー（クイーンS、オークス2着）を産んだアイドリームドアドリームを祖母に持ち、いとこにはエアメサイア（秋華賞）やエアシェイディ（AJCC、有馬記念3着2回）、全兄エアソミュールも毎日王冠、鳴尾記念の勝ち馬と、一族は活躍馬の宝庫となっています。また、ジャングルポケット×サンデーサイレンスの配合からは、前述のアウォーディーやトールポピー以外にもジャガーメイル、アヴェンチュラといったG1馬など多くの活躍馬が出ています。
本馬は2歳9月にJRAでデビュー。未勝利戦は勝ち上がれなかったものの、5着1回、7・8着5回と、条件や展開が味方すれば勝ち負けできるチャンスはあったと思われます。その後名古屋、佐賀、園田で出走して2着が最高着順ですが、未だ勝ち星を挙げられていないのが不思議なくらい。相手関係が楽な競馬場への移籍が叶えば十分やれると見ており、力強さが出てくればガラッと変わってもおかしくないでしょう。
前述の通り全兄に重賞2勝のエアソミュール、近親にはG1・重賞馬がズラリと揃う超良血馬。本馬も中央では芝での走りの方が良かったことから、馬場の軽い競馬場や、芝コースがある盛岡への移籍も面白いかと思います。新天地で遺憾なく力を発揮し、素質が開花してくれることを願っています。

【本馬についての現状説明】
トモに緩さや甘いところがあるのでパンとしてくればもっとやれてもおかしくないと思います。2走前は先行できましたし、血統的には良血なので変わり身があっても驚けません。（園田競馬西脇・松浦聡志調教師）


※さく癖があります。

※2017年12月13日（2歳時）に去勢手術を実施しています。

※南関東4競馬場への転入はできません。

※大浦競走馬トレーニングセンター（兵庫県明石市大久保町大窪）に在厩しており、預託料は3,100円/日（税抜）です。
6月22日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：（株）サンデーヒルズ