エイシンマアト　A Shin Maat　　牝　２歳　　※地方競馬　在籍

父エイシンアポロンは2歳時から頭角を現し、引退までにマイルCSなど重賞を3勝。種牡馬としても素質の高さを示しており、ファーストクロップ16頭のうち15頭が勝ち上がる絶好のスタートを見せると、セカンドクロップも10頭中7頭が勝利を収める成果。中央でブラウハーツやエイシンデルフィー、エイシンオズが新馬勝ちを果たし、地方ではケイサンパルプンテが名古屋で6勝、エイシンプロトンが園田で5勝を挙げるなどしています。
一方、母系はケンタッキーオークスなどG1・4勝を誇るLite Lightを産んだPrinting Pressを4代母に持ち、アメリカンボス（重賞4勝、有馬記念2着）やゲイリーイグリット（重賞2勝）、Race Day（米重賞3勝）、アンペア（NAR2歳最優秀馬）らもこのファミリー。曾祖母は中央で新馬勝ちを含む4勝を挙げた準OP馬で、近親エイシンモモタローも同じく中央で4勝をマークしています。
本馬は今年の6月に園田競馬でデビュー。ここまで2戦を消化しましたが、思うような結果が出ていない現状です。華奢で非力な体つきゆえ、砂の深い園田の馬場も不向きだった感は否めません。まだキャリアの浅い2歳馬ゆえに良化の余地は多分にあるでしょうし、430kg台の小柄な馬体から、スピード優先の軽い馬場の方が合いそうな気もします。芝コースがある盛岡への移籍も面白いかと思います。今後成長し、条件を満たす競馬場への移籍が叶えばガラリ一変があっても何ら不思議はないでしょう。新たなオーナー様の元で活躍してくれることを願っています。

【本馬についての現状説明】
小さい馬ですがカリカリしたところはありませんし、大人しくて扱いやすい馬ですよ。まだ2戦しかしていませんし、経験を積ませていけば変わる余地はあるのではないでしょうか。（園田競馬西脇・渡瀬寛彰調教師）


※南関東4競馬場への転入はできません。

※大浦競走馬トレーニングセンター（兵庫県明石市大久保町大窪）に在厩しており、預託料は3,100円/日（税抜）です。
7月13日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：平井　克彦