ワールドプリンス　World Prince　　牡　６歳　　※地方競馬　在籍

父Lilbourne Ladは愛英で8戦してG2レイルウェイSなど3勝、G1ミドルパークS、G2ジムクラックSの2着馬。2012年よりアイルランドにてスタッドインしており、これまで日本に輸入された産駒は出品本馬のみ。馴染みのあるところでは、本年4月にウインブライトが制した香港G1クイーンエリザベス2世Cに出走し8着となったDinozzo（センテナリーヴァーズ、香港ゴールドC3着）などがファーストクロップにあたります。
一方、母系はCoup de Fusil（デラウェアHなど米G1・3勝）を産んだCultを4代母に持ち、近親にはMillions（ローレルフュチュリティ）やLukes Alley（オータムS、ダラムC）といった重賞ウイナーが存在。おじElusive Cityはモルニ賞制覇を手土産に種牡馬入りを果たし、父としてもG1のタイトルを掌中にしています。
本馬は2歳5月に浦和競馬でデビュー。2戦目では3番手追走からメンバー中最速の上がりの脚を繰り出し、初勝利を挙げると、その年中に3勝しています。その後園田、水沢・盛岡で2勝を経て、佐賀競馬の現厩舎に移籍。現地ではここまで11戦して1勝、2着3回、3着1回、4着3回、5着2回と堅実な走りを見せています。マイペースで運ぶことができれば強さを発揮するのは、佐賀で初勝利を挙げた際に証明されていますし、今後も大きな武器になってくるはず。ここまで66戦を消化しているように脚元を含めて馬体面に異常はなく、使い減りしないタフネスぶりも魅力。新たなオーナー様の元で活躍してくれることを願っています。
なお、右飛節に腫れが見られますが、その状態でレースを重ねてきています。熱感などもありません。現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。記載事項に関するキャンセルには応じられません。

【本馬についての現状説明】
馬っ気が強いところがあり、レースでも集中しないのでブリンカーを着用しています。元気一杯ですし、飼い葉食いも良く、脚元も丈夫なので仕上げには苦労しません。（佐賀競馬・池田忠好調教師）


※南関東4競馬場への転入が可能です。

※佐賀競馬場・池田忠好厩舎（佐賀県鳥栖市江島町字西谷）に在厩しています。預託料につきましては、サラブレッドオークション事務局にお問い合わせください。
7月13日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：（株）ボンズ