エイシンカーニバル　A Shin Carnival　　牡　７歳　　※地方競馬　在籍

父サウスヴィグラスはJBCスプリントなど重賞を8勝。種牡馬としてNAR年度代表馬ラブミーチャンやJBCスプリントの覇者コーリンベリー、ジャパンダートダービー優勝馬ヒガシウィルウィンなど、これまでに多数のダート重賞馬を輩出。2015年から4年連続で地方競馬チャンピオンサイアーに輝き、今年もトップを邁進中です。昨春惜しまれつつこの世を去りましたが、大井の重賞・京浜盃を制したステッペンウルフなど、残された産駒の活躍はとどまることを知りません。
一方、母系はFeline StoryやNotacatbutallama（ともに米重賞2勝）、Arella Rockstar（メイトロンS）へと広がりを見せているSalt In My Stewを4代母に持ち、近親には重賞2勝、朝日杯3歳S僅差2着の実績が光るエイシンキャメロンや現役OP馬アルマエルナト（ファルコンS3着）、佐賀の重賞勝ち馬キリノトップラン（ロータスクラウン賞）など多彩な顔ぶれ。半妹のエイシンセラードは7戦4勝中の現役OP馬です。
本馬は2歳7月にJRAで早期デビュー。3戦目の京都・ダート1400m戦では2番手追走からメンバー中最速タイの上がりの脚で、初勝利を挙げました。昇級後も11戦中2着4回、3着2回を含み掲示板に載ること9回と安定した成績を残し、5歳1月にはメンバー中最速の上がりの脚で2勝目をもぎ取っています。1000万下（現2勝クラス）に昇級後は勝ち星を挙げることは出来なかったものの、掲示板2回とキッカケ一つで勝ち上がれるチャンスもあったかと思います。
活躍を期待されて、今年の2月に園田競馬の現厩舎に移籍しましたが、ここまで思ったほどの結果を得られていないことから、今回のサラブレッドオークションに出品することにいたしました。これまでの実績からも能力は十分にあるはずで、あとはもう気持ちひとつだと思います。相手関係を含めて新天地への移籍が復活の呼び水になれば、輝きを取り戻してくれるのではないでしょうか。

【本馬についての現状説明】
追い切りでは動くのですが、レースに行くと噛み合わずにうまくいきません。前に行こうと思って行き切れないと掛かってしまいますし、折り合いに専念しようとすると、妙に落ち着いてしまって闘争心がなくなるんですよね。移籍初戦も突き抜けそうな感じがしましたし、能力はあると思うのですが。この馬の能力をうまく引き出せませんでしたが、噛み合ったら絶対やれるはずです。今までは冬毛が少し残っていましたが、段々と毛艶が良くなってきて、今は体調の良さが目立ちます。（園田競馬西脇・坂本和也調教師）


※南関東4競馬場への転入はできません。

※大浦競走馬トレーニングセンター（兵庫県明石市大久保町大窪）に在厩しており、預託料は3,100円/日（税抜）です。
7月13日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：平井　克彦