ロジフェーヴル　Logi Fevre　　牡　３歳　　※中央競馬　登録抹消

父オルフェーヴルは2011年のクラシック三冠馬。二度の凱旋門賞挑戦から8馬身差の圧勝となった引退レースの有馬記念に至るまでG1を6勝、走るたびにドラマを生む稀代の個性派でした。種牡馬入り後も初年度産駒ロックディスタウン（札幌2歳S）が早々に重賞を制し、エポカドーロ（皐月賞）とラッキーライラック（阪神ジュベナイルフィリーズ）が昨年の牡牝クラシック戦線で活躍。現役時同様の爆発力を持ち味として、その存在感をアピールしています。
一方、母系はウィルシャーHなど重賞2勝を挙げたTriple Tippleを5代母に持ち、愛2000ギニーやセントジェイムズパレスSなどG1・5勝を誇るCanford Cliffs、モンマスSやウジェーヌアダム賞など重賞3勝をマークしたTriple Threatらもこのファミリー。母は外国産馬として東京のダート戦で2着に追い込む競馬を見せています。
本馬は2歳12月にJRAでデビュー。ここまで4戦を消化して7、7、6、7着と大きくは負けていません。ここ2戦はメンバー中4番以内の速い上がりの脚を繰り出しており、追い切りでも水準並みのタイムを出せていることから、潜在能力は高いと思われます。背腰にまだ力が付き切っていないので、ワンパンチ足りない成績に留まっていますが、パンとしてくれば変わり身があっても不思議はありません。
まだ未デビューではありますが、2歳の半妹エターナリーも栗東の坂路で54.6-12.4というタイムを出せており、動きがなかなか良いことは強調材料になると思います。
前述の通り、ラッキーライラックやエポカドーロで既に実績を残していますが、今年6月のマーメイドSにて、直線一気の脚でごぼう抜きをしたサラスを見ても、成長力が多分にありそうなオルフェーヴル産駒。新天地への移籍がいいキッカケになってくれることを願っています。


※南関東4競馬場への転入はできません。

※阿見TC内セグチレーシングステーブル（茨城県稲敷郡阿見町福田）に在厩しており、預託料は7,300円/日（税抜）です。
8月3日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：久米田　正明