キンノイナズマ　Kinno Inazuma　　牡　４歳　　※地方競馬　在籍

父ステイゴールドは香港ヴァーズ、ドバイシーマクラシックと海外2勝を誇る名馬。種牡馬入り後の活躍も周知の通りで、三冠馬オルフェーヴル（G1・6勝）や二冠馬ゴールドシップ（G1・6勝）、ドリームジャーニー（G1・3勝）、フェノーメノ（天皇賞・春連覇）、ナカヤマフェスタをはじめ、競馬史に残るビッグネームを量産。2015年に惜しくも急逝しましたが、ウインブライト（Qエリザベス二世C）、インディチャンプ（安田記念）が今春のG1を制するなど、栄光を築き続けています。
一方、母系はQuack（カリフォルニアンS連覇など8勝）やBundler（フリゼットS）、Flemensfirth（リュパン賞、ローマ賞）らと同じ、Natoに遡るファミリー。祖母は米G2を制しており、母も米重賞で2着の好成績。おばマチカネタマカズラはクイーンCで僅差の3着、いとこのホウオウパフュームは中央で3勝を挙げ、重賞、G1の舞台も経験しています。
本馬は2歳8月にJRAでデビュー。芝2000～2200mで3戦して、5着、5着、4着と全て掲示板に載る走りを見せました。その後は着順を落としていってしまい、未勝利戦が終了するまでに勝ち上がることが出来なかったことから、園田競馬の現厩舎に移籍。移籍後もなかなか初勝利を掴むことが出来ませんでしたが、10戦目のダート1400mでは中団後ろから早めに先頭に立つと、後続の追撃を振り切りました。昇級後は5着、7着、7着、6着ときて、今年の7月に降級。ここでは再度結果を出せるものと見込んでいましたが、2戦を消化して思ったほどの結果を残せていないことから、今回のサラブレッドオークションに出品することにいたしました。
従姉妹にはセレクトセールにて5616万円で落札され、中央で3勝を挙げているホウオウパフューム、4320万円で落札され1勝を挙げているハーツフェルトがおり、本馬の兄のシゲルエベッサンも1勝を挙げていることから、まだ変わり身が期待できると思います。ダートで勝ち星を挙げているものの、中央では芝で好走しているだけに、馬場の軽い競馬場や、芝コースがある盛岡への移籍も面白いかと思います。新天地への移籍がいいキッカケになってくれることを願っています。

【本馬についての現状説明】
これと言って悪いところはありませんし、扱いやすいですよ。ここ最近結果が出ていませんが、ここまでコンスタントに出走できていますし、まだやれると思っています。（園田競馬・新子雅司調教師）


※南関東4競馬場への転入はできません。

※大浦競走馬トレーニングセンター（兵庫県明石市大久保町大窪）に在厩しており、預託料は3,100円/日（税抜）です。
8月10日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：（株）サンデーヒルズ