マグレブ　Maglev　　セン　６歳　　※地方競馬　在籍

父マツリダゴッホは4歳時に名牝ダイワスカーレットを差し切り有馬記念を制覇。“サンデーサイレンス最後の大物”として重賞6勝を含む10勝を挙げての種牡馬入りとなりました。初年度産駒からウインマーレライが重賞勝ちを収めると、以降もロードクエスト（スワンSなど重賞3勝）やマイネルハニー（チャレンジC）、クールホタルビ（ファンタジーS）、アルマワイオリ（朝日杯フューチュリティS2着）、エントリーチケット（タンザナイトS）など次々にオープン馬を送り出しています。
一方の母系は、名繁殖牝馬としての地位を確立したトキオリアリティーを祖母に持つ有力ファミリー。おじにリアルインパクト（安田記念、ジョージライダーS）、ネオリアリズム（Qエリザベス二世C）といった海外G1ウイナーやアイルラヴァゲイン（オーシャンS、スプリンターズS3着）などがおり、いとこには今年の安田記念を制したインディチャンプ。さらに全兄にはOPルミエールオータムダッシュで3連勝を飾ったアペルトゥーラと、強力なバックボーンを有しています。
本馬は2017年10月の第176回サラブレッドオークションで落札し、川崎の現厩舎へ移籍。4ヵ月の休養を挟み、転入緒戦となる昨年2月の川崎ダート1400mでは2番人気の支持を受け果敢にハナを主張するも10着。その後は徐々に距離を詰めると成績が向上し、900m～1000m戦に限ると4・7・6・4・3・5・2・8着とレース内容が明らかに安定しています。本年より格付けが下がると、2戦続けて連対を果たすなど年齢的な衰えは見られませんが、所有馬を整理する意味合いもあり、このタイミングでサラブレッドオークションへエントリーする運びとなりました。
調教でも未だ唸る勢いで、燃えやすい気性が諸刃の剣となりうる可能性もありますが、キャリア41戦の6歳馬とは思えない若々しさ。相手関係が楽になる地区であれば、道中のラップが緩み、少々距離が延びても持ち前のスピードで押し切ることが可能になるかもしれません。『無事之名馬』というフレーズを判で押したようなタフネスぶり、今後も息の長い活躍を期待しています。
尚、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。記載事項に関するキャンセルには応じられません。

【本馬についての現状説明】
とのかく丈夫な馬で、暑さが厳しくなっても元気一杯です。年齢の割に、調教では唸って走るような勢いがあります。まだまだやれると思いますよ。（川崎競馬・山崎裕也調教師）


※2016年5月2日（3歳時）に去勢手術を実施しています。

※南関東4競馬場への転入が可能です。

※川崎競馬小向厩舎地区・山崎裕也厩舎（神奈川県川崎市幸区小向仲野町）に在厩しています。預託料につきましては、サラブレッドオークション事務局にお問い合わせください。
8月10日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：池澤　達哉