ハコダテカーニバル　Hakodate Carnival　　牝　３歳　　※中央競馬　登録抹消

父シンボリクリスエスは天皇賞（秋）、有馬記念を連覇し、2年連続で年度代表馬に選出された名馬。種牡馬入り後はファーストシーズンサイアーチャンピオンに輝き、これまでにエピファネイア（ジャパンC、菊花賞）やストロングリターン（安田記念）、ルヴァンスレーヴ（チャンピオンズC）、サクセスブロッケン（フェブラリーS）などのG1馬を続々と輩出。芝はもちろんのこと、ダートにおいてもトップクラスサイアーとして多大な影響力を発揮しています。
一方、母系は浦和・桜花賞や関東オークスの覇者グレイスタイザンを産んだマリーノビーチ（浦和・桜花賞2着）を4代母に持ち、近親にもナイキハイグレード（大井重賞3勝、全日本2歳優駿3着）やダイアモンドコア（浦和・桜花賞、マリーンC3着）、スターオブブリッジ（関東オークス2着）など、南関東を席巻するファミリー。兄ハコダテナイト、クレイジージョーともに中央で特別勝ちを収めており、キラージョーは新馬勝ち後に東京スポーツ杯2歳Sで4着と好走しています。また、シンボリクリスエス×フレンチデピュティの配合からは、ブランネージュ（フローラS2着、秋華賞4着）やエクスパーシヴ（フラワーC4着）など、多くの勝ち馬が出ています。
本馬は2歳10月にJRAでデビュー。ここまで7戦を消化して、まだ勝ち星を挙げられていませんが、6着2回、8着1回の成績を残しており、そのうち1回は勝ち馬から0.8秒差でゴールしており、タイム差のなかった5着馬はその後に未勝利戦を勝ち上がっています。
追い切りでは栗東の坂路コースで4F52秒台の水準並みの時計が出ているように、この成績で終わるとは到底思えません。4頭の兄が中央で勝ち星を挙げており、そのうち2頭が3勝、1頭は2勝を挙げているように、他場へ移籍して相手関係が楽になればやれる可能性はあるのではないでしょうか。環境の変化がいいキッカケになってくれることを願っています。
また、サンデーサイレンスの血が入ってない血統構成を考えると、将来の繁殖牝馬候補としても一考の余地があるかと思われます。ご検討のほど、よろしくお願いいたします。


※さく癖があります。

※南関東4競馬場への転入はできません。

※島上牧場（滋賀県栗東市荒張）に在厩しており、預託料は7,000円/日（税抜）です。
8月24日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：河内　孝夫