フェルヴィド　Fervido　　牡　３歳　　※中央競馬　登録抹消

父タイキシャトルはジャックルマロワ賞など国内外でG1を5勝した名マイラー。短距離馬及び外国産馬として初めて年度代表馬に選出され、仏最優秀古馬のタイトルも受賞しての種牡馬入りとなりました。産駒はウインクリューガー（NHKマイルC）やメイショウボーラー（フェブラリーS）、サマーウインド（JBCスプリント）、レッドスパーダ（重賞3勝）を筆頭に、中央・地方、芝・ダートを問わず、多数の重賞勝ち馬が存在。14年には母の父として日本ダービーの栄冠を手にしています。
一方、母系は名種牡馬Caerleonにも流れるRegal Gleam（フリゼットS、セリマS）を5代母に、輸入種牡馬グロウ（サラナクS）を産んだGliskを4代母に持つ有力ファミリー。おばバラードソングは中央で3勝を挙げ、重賞の舞台も経験、姉シュダイカは佐賀・南関東で9勝、地元重賞で2着しています。また、タイキシャトル×ジャングルポケットの配合からは、モダンクラシック（佐賀重賞・古伊万里賞）など複数の勝ち馬が出ています。
本馬は今年の3月に2歳時に傷めた右前の繋靱帯の状態がトレセンで悪化したことから、休養、回復を経て9月1日新潟・ダート1200mでデビュー。未勝利戦が終了する最終週で既走馬が相手と決して楽ではない条件の中、最後までジョッキーのアクションに応えて、勝ち馬から2.1秒差でゴールしています。500kgを超える雄大な馬体でまだ伸びしろが見込めるだけに、今後は地方競馬に移籍させることも検討していましたが、レース後に左前肢第三中手骨に剥離骨折を発症し、全治3ヵ月と診断されたため、今回のサラブレッドオークションに出品する運びとなりました。
体付きにはまだ余裕が見られ、デビュー戦を走ったことで実戦経験はかなり身についたはず。脚元をしっかり治して復帰することが出来れば、まだ1戦というキャリアですし、大きな変わり身を見せてもおかしくないでしょう。
姉シュダイカは佐賀で6勝を挙げて今年南関東に移籍するといきなり3連勝を挙げ、兄ウインコンツェルトは移籍後に笠松、門別で4勝を挙げていることから、本馬も新天地で活躍する可能性は十分にあるはずです。
なお、以前傷めた右前脚につきましては、写真を添付してありますのでご確認ください。現在歩様は問題ありません。現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。記載事項に関するキャンセルには応じられません。


※2019年9月1日（3歳時）に左前肢第三中手骨に剥離骨折を発症。事故見舞金11号（競走中の事故により事故発生の日から3ヵ月以上中央競馬の競走に出走できなくなった場合）の適用を受けています。

※南関東4競馬場への転入はできません。

※阿見TC内セグチレーシングステーブル（茨城県稲敷郡阿見町福田）に在厩しており、預託料は7,300円/日（税抜）です。
9月14日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：（株）ノルマンディーサラブレッドレーシング