メイショウサガノ　Meisho Sagano　　牝　３歳　　※中央競馬　登録抹消

父メイショウサムソンは皐月賞、日本ダービーのクラシック春二冠、翌年には天皇賞・春秋制覇の輝かしい実績を残しての種牡馬入り。初年度から中央OP馬や地方重賞馬を送り出すと、以降もルミナスウォリアー（函館記念）、フロンテアクイーン（中山牝馬S）、デンコウアンジュ（アルテミスS、福島牝馬S）、キンショーユキヒメ（福島牝馬S）らが躍進。自身がサンデーサイレンスの血を待たないことからSS系との配合が多く、馬産地でも根強い支持を集める実力派の一頭です。
一方、母系は第27代のオークス馬ヒロヨシを産んだキヨに遡るファミリー。近親メイショウヒダカは地元の重賞を制し、北海道スプリントCでも2着に好走、おばメイショウバトラーはダートのプロキオンSや芝の小倉大賞典など、なんと重賞10勝を挙げています。
本馬は3歳3月に阪神・芝1800mでデビュー。中団やや後ろを追走すると、直線でじわじわと脚を伸ばし7着に入線。その後も勝ち負けには加われないまでも、8着に2度入る走りを見せています。
ここまでの内容から相手関係が少しでも楽になる他場であれば、活躍の場が広がるのではないかと見ています。前述の血統背景から変わり身を見せる可能性もあると思われますし、まだ成長、良化の余地は見込めるはず。切れる脚がなく、決め手を欠く傾向にはあるものの、真面目に走ってくれていますし、普段から気性は素直で、牝馬ながら500kgを超える見栄えのする体つき。馬体減りもなくここまでコンスタントに使われていることから、地方の過密なローテーションにも対応可能でしょう。相手関係が楽になればまだまだやれるはず。ダートは格上で挑戦した1戦しかしていませんが、地方競馬の力のいる馬場も合いそうで、新天地での活躍を期待して出品させていただきました。
また、血統面に目を向けますと、配合時にサンデーサイレンスを4代目に有する本馬はサンデーサイレンスの3×4が成立させやすい事、近親に重賞戦線で活躍している馬がいることから、将来の繁殖候補としてもご一考頂けますと幸いです。


※南関東4競馬場への転入はできません。

※島上牧場（滋賀県栗東市荒張）に在厩しており、預託料は7,000円/日（税抜）です。
9月14日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：松本　好雄