エコロブラック　Ecoro Black　　牡　３歳　　※中央競馬　登録抹消（未出走）

父ブラックタイドは歴史的名馬ディープインパクトの全兄にあたるスプリングSの勝ち馬。ＪＲＡ歴代トップの獲得賞金を誇るG1・7勝馬キタサンブラックを筆頭に、タガノエスプレッソやテイエムイナズマ（ともにデイリー杯2歳S）らを送り出した他、ＮＡＲでも全国各地で重賞ウイナーが誕生しているように、“ダートも走れるディープインパクト”として、そのポテンシャルの高さをアピールしています。
一方、母系は近親に最優秀4歳以上牝馬ロンググレイス（エリザベス女王杯、天皇賞・秋3着）や、ファイアーダンサー（京都牝馬特別）、ラッキーオカメ（北九州記念）、セフティーエンペラ（福島記念）などの活躍馬が顔を並べており、おばに桜花賞を制したキストゥヘヴン（重賞4勝）、いとこにOP勝ちのレッドスパークル（京成杯3着、東京スポーツ杯2歳S3着）と活力に満ち溢れています。また、ブラックタイド×チーフベアハートの配合からは、ブラックオニキス（クローバー賞、札幌2歳S2着、紫苑S4着）など複数の勝ち馬が出ています。
本馬は2017年のセレクションセール1歳市場で1,080万円にて購入しました。昨年2歳12月に美浦トレセンに入厩。年明けの中山開催でのデビューに向けて坂路で15-15をコンスタントに消化し、ハロン13秒台を切る追い切りも2本おこないました。ところが、いずれかのタイミングでトモをひねるアクシデントに見舞われたようで、全治6ヵ月の左腸骨の骨折を発症し、休養を余儀なくされました。骨折は完治したものの、ここから何事もなく無事に調整が進められたとしてもデビューまでには1ヵ月以上を要する見込みのため、残念ながら、このタイミングで手放すことにいたしました。
桜花賞馬キストゥヘヴンの甥にあたる父ブラックタイドの牡馬。長い目で見ていただける新しいオーナー様の元での活躍を願っています。
未出走につき、1回に限り馬名の変更も可能です。
現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。記載事項に関するキャンセルには応じられません。

【本馬についての現状説明】
大井競馬への移籍を目標に当牧場で調整を進めてきました。現在は普通キャンターで3000mを乗り込んでいます。左前のヒザに外傷を負っていますが、それ以外の脚部の不安はありません。雄大な馬格を誇るがゆえに、時間が掛かるタイプで調教の進度が遅いですが、涼しくなってきたので、ここから更なるペースアップが可能だと思います。（オーシャニア・ステーブル担当者）


※2019年1月に左腸骨の骨折を発症し、事故見舞金10号（調教中の事故により事故発生の日から6ヵ月以上出走できなくなった場合）を受給しています。

※オーシャニア・ステーブル（千葉県香取市高萩・下河辺トレーニングセンター内）に在厩しており、預託料は6,000円/日（税抜）です。
9月21日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：原村　正紀