タムロドリーム　Tamuro Dream　　牝　３歳　　※中央競馬　登録抹消

父ジャスタウェイは国内外のG1を3勝。なかでもレコードタイムによる独走劇となったドバイデューティフリーは圧巻で、この勝利により日本調教馬として史上初となる国際クラシフィケイション単独トップに君臨。文字通り“世界一”に輝きました。また種牡馬としても好発進を見せ、ファーストシーズンサイアーチャンピオンの称号を獲得。初年度産駒であるヴェロックス（皐月賞2着）やアドマイヤジャスタ（ホープフルS2着）、マスターフェンサー（ベルモントS5着）らが今年の日米クラシック戦線を賑わしています。
一方、母系はリアライズノユメ（兵庫ジュニアグランプリ、エーデルワイス賞）やジョウノバタフライ（クイーンS）、ジョウノカオルコ（4歳牝馬特別3着）らと同じ、オンワードウィッチの血を引くファミリー。おじモルトベーネはアンタレスSの勝ち馬、マイネルグラシューはOP馬、おばエターナルムーンは準OP馬と活況。母は中央ダートで3勝を挙げています。
2018年のJRAブリーズアップセールにて1134万円で落札した本馬は2歳8月に小倉・芝1200mでデビュー。追い切りのタイムの良さが評価されて1番人気に支持されると、スムーズに先手を奪って最後まで先頭を譲ることなく、新馬勝ちを果たしました。その後は期待ほどの結果を出せなかったことから、今回のサラブレッドオークションに出品する運びとなりましたが、相手関係次第ではまだ十分にやれるはず。先行力もあることから、地方の小回りコースには適性があるはず。スピードを活かせる競馬場への移籍が好ましいでしょう。
また、血統面に目を向けますと、配合時にサンデーサイレンスを4代目に有する本馬はサンデーサイレンスの3×4が成立させやすい事、近親に重賞戦線で活躍している馬がいることから、将来の繁殖候補としてもご一考頂けますと幸いです。
なお現在、左後肢管骨および球節に外傷が見られます。腫れは多少ありますが、痛みはありません 。


※JRAでの最終出走において「タイムオーバーによる出走制限（2019年10月16日まで平地競走に出走できない）」を受けています。（通算2回目）
　　　2019年9月16日（月）　4回阪神5日　6R　3歳上1勝クラス　　ダ1800m（良）
　　　結果11着　　タイム2:01.3（1着馬からのタイム差7.0秒、5着馬からのタイム差6.2秒）
転入先の競馬場によって、能力検査・再調教試験を課されますので、必ず各主催者にお問い合わせの上、ご確認ください。

※南関東4競馬場への転入が可能です。

※島上牧場（滋賀県栗東市荒張）に在厩しており、預託料は7,000円/日（税抜）です。
9月21日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：谷口　屯