サンサクラメント　Sun Sacramento　　牡　５歳　　※地方競馬　在籍

父ファスリエフはデビューからG1連勝を含む5戦全勝で「欧州最優秀2歳牡馬」の座を射止めたNureyev晩年の傑作。種牡馬入り後はCarry On Katie（英G1チヴァリーパークS）を筆頭にいきなりから多数の活躍馬を送り込み、欧州新種牡馬チャンピオンにして仏2歳チャンピオンサイアーに輝きました。そして2008年より、日本にて種付けをスタート。地方では9頭の重賞ウイナー、中央ではハルクンノテソーロ（ユニコーンS2着）やシャインヴィットゥ（サマーチャンピオン3着）など、実績がダートにシフトしています。
一方、母系はヒカルタカイ（天皇賞・春、宝塚記念、南関東三冠）を産んだホマレタカイを4代母に持ち、近親にはナリタホマレ（ダービーグランプリ）やミラクルオペラ（交流重賞2勝）、マックスフリート（東海重賞7勝）、マックスブレイン（東海重賞5勝）など砂の活躍馬が目白押し。祖母も笠松の重賞ウイナーで、姉マツノメガミは金沢・盛岡の重賞で3着に入っています。
本馬を今年1月末のオークションで落札。その後ここまで7戦に出走してきました。1番人気3回、2番人気3回、3番人気1回と上位人気に支持されるも勝利を挙げるまでには至らなかったため、このタイミングで再出品することにしました。
落札時から変わらずノド鳴りという不安を抱えてはいるものの、これまでのレース内容やパフォーマンスからは、1200m戦までの距離であれば、その影響を大きく及ぼしているとは考えにくく、他場の小回りコースであれば1400m戦でも対応可能ではないでしょうか。前オーナー時代の2連勝2回の実績はダテではなく、持ち前のスピードを生かしての今後の益々の活躍を願っています。
喘鳴症（ノド鳴り）以外の疾病や悪癖はございませんが、記載事項に関するキャンセルには応じられません。現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。不安のある方は現地で獣医検査を受けてからの入札をお勧めいたします。

【本馬についての現状説明】
喘鳴症を患っていますが内視鏡検査をしていないためグレードは不明で、手術も実施しておりませんので、その点はご了承ください。本馬のこれまでの成績やレース内容から推察していただければと思いますが、スプリント以下の距離であれば、それほど気にはならないはずです。逆に1400m戦以上の距離に出走する際は、大崩れする可能性がある点は否めないところでしょう。癖という癖ではないのですが、調教では引っ掛かりやすく、左回りコースを走る際はコーナーにモタれる面が見られます。（川崎競馬・山崎尋美調教師）


※以前から喘鳴症の症状が窺えますが、内視鏡検査を実施していないため詳細やグレードについては不明です。

※南関東4競馬場への転入が可能です。

※川崎競馬小向厩舎地区・山崎尋美厩舎（神奈川県川崎市幸区小向仲野町）に在厩しています。預託料につきましては、サラブレッドオークション事務局にお問い合わせください。
9月21日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：延原　弘茂