サンコロナ　Sun Corona　　牝　５歳　　※地方競馬　在籍

父タイムパラドックスは明け6歳時に重賞勝ち馬の仲間入りを果たし、引退までにJBCクラシック連覇やジャパンCダートなどダートG1を5勝。種牡馬入り後もダートを中心に地方の上位サイアーとして、ソルテ（さきたま杯）やトウケイタイガー（かきつばた記念）、タイムズアロー（マーキュリーC2着）、インサイドザパーク（ジャパンダートダービー4着）など、交流および地方重賞馬を次々に輩出。産駒には距離の融通性があり、息の長い活躍馬が数多く見受けられます。
一方、母系はヘザーテン（アップルブラッサムHなど米G1・5勝）やミュージックタイム（ニュージーランドT4歳S）を産んだHeather Roadを4代母に持ち、サイテイションHの覇者Hyperbaricらもこのファミリー。おじに白山大賞典の勝ち馬マイネルバイカ、フェブラリーS4着のケイアイテンジンがおり、兄サンギルロイは地方転籍後に5連勝、姉サンヘレナは新馬勝ちを含む中央2勝を挙げています。
本馬はここまで中央競馬で9戦、南関東競馬で24戦の合計33戦に出走し、1勝を挙げるにとどまっているものの、二桁着順は前々走の1度のみ。入着歴は24回で72.7％の入着率は特筆すべき点です。
初めて最下位に敗れた本年4月の川崎戦の後、リフレッシュ放牧に出し、立て直しを図りました。ただ、4番人気に支持された休み明け初戦の前走のB3クラスで、思ったようなパフォーマンスと結果を出せなかったことから、このタイミングでのオークション出品に至った次第です。
900m～マイルまで守備範囲ですので、選択肢の幅は広く、コンスタントに出走が可能でしょうから、今後も楽しんでいただける一頭だと思います。新天地での変わらぬ活躍を願っています。

【本馬についての現状説明】
あともうワンパンチが足りず、勝ち味に遅い点はありますが、本当にここまでよく頑張ってくれました。休み明けを1度叩いたことで体調も上り調子ですので、次走は上積みや変わり身が見込めるはずです。（川崎競馬・池田孝調教師）


※南関東4競馬場への転入が可能です。

※阿見TC内セグチレーシングステーブル（茨城県稲敷郡阿見町福田）に在厩しており、預託料は7,300円/日（税抜）です。
9月21日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：（株）加藤ステーブル