アーディ　Adi　　牝　６歳　　※地方競馬　在籍

父アジュディミツオーは東京大賞典連覇など中央のダート強豪を次々と撃破し、交流G1を5勝したNARが誇る砂の名馬。2010年より種牡馬入りしており、これまでにエーデルワイス賞3着のネガティヴや佐賀重賞・古伊万里賞の勝ち馬オダツをはじめとして、ベッロポモドーロ（名古屋・園田・笠松の重賞で2着3回）、ティープリーズ（園田・笠松の重賞で2着2回）などが重賞戦線で活躍。産駒もやはりダートを中心にパフォーマンスを発揮しています。
一方、母系はミスタフレンチ（名古屋重賞・新春ジュニア）を産んだワールドロックを5代母に持ち、サンスポ4歳牝馬特別、報知4歳牝馬特別の勝ち馬で桜花賞でも4着と好走したヤマヒサローレルらもこのファミリー。半姉カーリーネイト（岩手・南関東17勝）、マルヨシャオロン（東海10勝）、全兄ソウブテイオー（南関東8勝）をはじめ、出品本馬を含むきょうだい全馬が勝利を収めている点も見逃せません。
本馬は2歳9月に川崎競馬でデビュー。4歳を転機として大井競馬の現厩舎に移籍しました。ここまで34戦に出走し4勝を挙げ、2着8回、3着6回と安定した成績を残してくれています。
今週の大井開催に出走を予定していた矢先の最終追い切り後に歩様の乱れが確認され、休養を余儀なくされることから、残念ですがオークションに出品することといたしました。
本年4月の復帰戦から、なかなか体重が絞り切れませんでしたが、それでも前走は勝ち馬とコンマ4秒差の2着に健闘。順調であれば、当然勝ち負けになっていたことでしょう。連帯実績のあるB3クラスへの再昇級も叶っていたかもしれません。大井のマイルの持ち時計1:41.9はダテではなく、480kg台のベスト体重まで絞れれば、いずれの競馬場でも活躍が見込めるはずです。

【本馬についての現状説明】
これまでは左前肢の球節と戦いながら出走を続けてきました。今回は右前肢の繋靭帯付着部に炎症を発症してしまいました。現在は腫れは見られず、歩様も問題はありませんが、ダクやハッキングではツンツンする感じです。程度としては3～4ヵ月の休養を要すとのことです。（大井競馬・中道啓二調教師）


※右前肢繋靭帯付着部（上部外側）炎を発症しています。

※南関東4競馬場への転入が可能です。

※大井競馬場・中道啓二厩舎（東京都品川区勝島）に在厩しています。預託料につきましては、サラブレッドオークション事務局にお問い合わせください。
9月21日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：（有）静内白井牧場