ムキズ　Mukizu　　牡　２歳　　※中央競馬　登録抹消

父サウスヴィグラスはJBCスプリントなど重賞を8勝。種牡馬としてNAR年度代表馬ラブミーチャンやJBCスプリントの覇者コーリンベリー、ジャパンダートダービー優勝馬ヒガシウィルウィンなど、これまでに多数のダート重賞馬を輩出。2015年から4年連続で地方競馬チャンピオンサイアーに輝き、今年もトップを邁進中です。昨春惜しまれつつこの世を去りましたが、南関東の重賞勝ち馬ステッペンウルフやベンテンコゾウなど、残された産駒の活躍はとどまることを知りません。
一方、母系はStorm Bird（デューハーストS）やNorthernette（トップフライトH）を産んだSouth Oceanを5代母に、Signal Tap（米重賞2勝）を産んだSouth Sea Dancerを4代母に持ち、スクート（フラワーボ－ルH）やGreen Tune（仏2000ギニー、イスパーン賞）といった種牡馬たちも同じ一族。母ネオグラティアは南関東で13勝、エンプレス杯、クイーン賞では5着に入っています。また、サウスヴィグラス×ネオユニヴァースの配合からは、地方重賞・ラブミーチャン記念や兵庫若駒賞で2着したアヴニールレーヴ、南関東で9戦6勝2着3回とオール連対中のクアロアなど、多くの勝ち馬が出ています。
本馬は先月9月29日の中山・2歳新馬（ダ1200m）でデビュー。追い切りでは水準のタイムが出ていたことで6番人気に支持されましたが、レースでは後方追走から直線で伸び切れずに16着に敗退。ただ、まだ1戦しかしていない2歳馬ですし、少し闘争心にも欠ける印象。馬格もまずまずあるだけに使いながら良くなっていくと思いますし、気持ちの面がピリッとしてくれば変わり身が見込めるでしょう。キャリアの浅いフレッシュな状態での出品となります。
前述の通り、母ネオグラティアは地方に移籍後13勝し、エンプレス杯やクイーン賞といった交流重賞でも上位争いを果たしており、父サウスヴィグラスは地方競馬でも不動の地位を築いているので、今後ガラリ一変の可能性も十分にあるのではないかと見ています。地方競馬への移籍がいいキッカケになってくれることを願って出品させていただきました。


※さく癖があります。

※南関東4競馬場への転入はできません。

※阿見TC内セグチレーシングステーブル（茨城県稲敷郡阿見町福田）に在厩しており、預託料は7,300円/日（税抜）です。
10月12日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：杉澤　光雄