プレミアムプリモ　Premium Primo　　牝　２歳　　※地方競馬　在籍

父スズカコーズウェイはGiant's Causeway産駒初の国内重賞勝ち馬で、京王杯スプリングCなど6勝。スタッドイン後の3年間は10頭程度の種付け頭数でしたが、ファーストクロップ7頭のうち6頭が勝利を収めるなど、出来の良さが話題を呼び、その評価は急上昇。4年目には61頭の種付けオファーを集めました。現役中央OP馬スズカコーズラインをはじめ、バンドオンザラン（優駿スプリントなど地方重賞3勝）やプリモジョーカー（門別重賞・リリーC）、スズカユース（門別重賞・フローラルC）など、産駒は主にダートで強さを発揮します。
一方、母系はMiss Josh（ゲイムリーH）やRoyal Mountain Inn（マンノウォーS）を産んだHighland Millsを4代母に持ち、Bit of Whimsy（Qエリザベス二世チャレンジC）やHighland Sky（ベルモントダービー2着）らもこのファミリー。曾祖母Highland Crystalは米重賞ウイナーで、近親にはハニムーンSの勝ち馬Cheekaboo。半兄スタンドアウトは門別重賞・王冠賞など地方で23勝、オトコギは園田重賞・菊水賞3着など地方14勝を挙げています。
本馬は今年の7月にホッカイドウ競馬でデビュー。初戦は1番人気を裏切ってしまったものの、そこから着実に良化していき、迎えた5戦目。好スタートからそのまま先手を奪うと、直線でも後続を寄せ付けずに嬉しい初勝利を挙げました。ここ2戦は思ったほど着順が振るわないものの、勝ち上がり後は4着1回、5着1回となっていることを考えると、今後の成長次第ではまだまだ伸びていってもおかしくないと見ています。
兄のスタンドアウトが地方で22勝、オトコギは地方で14勝を挙げているのも心強いところ。本馬も環境に合う競馬場で走らせれば、大きな飛躍があっても不思議はありません。ここまで4ヵ月弱の間に9戦をコンスタントに消化しており、その間の馬体の増減がほぼないことも大きな強みであると言えるでしょう。新天地での活躍を願って出品いたしました。
また、サンデーサイレンスの血が入ってない血統構成を考えると、将来の繁殖牝馬候補としても一考の余地があるかと思われます。ご検討のほど、よろしくお願いいたします。

【本馬についての現状説明】
車や初めて見るものに対して反応するように、少し怖がりな馬ですが、今まで大きな問題になったことはありません。まだ2歳なのでいろいろな経験が必要だと思いますが、使いつつ良くなっていきそうですよ。（ホッカイドウ競馬・松本隆宏調教師）


※南関東4競馬場への転入が可能です。

※門別競馬場・松本隆宏厩舎（北海道沙流郡日高町富川駒丘）に在厩しています。預託料につきましては、サラブレッドオークション事務局にお問い合わせください。
11月9日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：秋谷　壽之