トゥリパ　Tulipa　　牝　４歳　　※地方競馬　在籍

父カルストンライトオは4歳時にアイビスサマーダッシュをレコードタイムで完勝。6歳時にも同レースに優勝すると、続くスプリンターズSではデュランダル以下に4馬身差をつける快速ぶりを見せつけ、堂々G1馬に輝きました。種牡馬入り後はこれまでに57頭の産駒が出走し36頭が勝ち名乗り。中央ではメイショウテンセイ（恵那特別）が、地方ではヒメカイドウ（名古屋・ゴールドウィング賞）、ブレイヴコール（園田・兵庫ダービー）、出品本馬トゥリパ（園田・のじぎく賞、兵庫若駒賞）の全きょうだいトリオが地方重賞を制し、代名詞として役目を果たしています。
一方、母系はトップフライトHの覇者であり、米G1馬Tantalizingを産んだLady Loveを4代母に持ち、おばに阪神3歳牝馬S5着のランドヴユウ、いとこに北海道2歳優駿3着のエバーオンワードが存在。前述のとおり、全姉ヒメカイドウ、全兄ブレイヴコール、そして出品本馬いずれも地方で重賞ウイナーの座を射止めています。
本馬は2歳6月に園田競馬で早期デビューを果たします。ここまで兵庫重賞の兵庫若駒賞、のじぎく賞を含む2勝、2着4回、3着6回、掲示板に載ること16回と活躍を見せています。ここ最近は勝ちきれないレースが続いていますが、安定した走りは健在で、舞台を変えればまだまだやれる力を持っていると期待しております。格付的に有利な競馬場へ移籍すれば一変も可能と思い、今回のサラブレッドオークションへ出品の運びとなった次第です。
これまでの実績からも能力は確かで、あとはもうきっかけひとつ。相手関係を含めて新天地への移籍が復活の呼び水になれば、輝きを取り戻してくれるのではないでしょうか。
血統面に目を向けますと、配合時にサンデーサイレンスを4代目に有する本馬はサンデーサイレンスの3×4が成立させやすい事や自身の競走成績から、将来の繁殖候補としてもご一考頂けますと幸いです。

【本馬についての現状説明】
悪いところは何もありませんし、牝馬の割にそんなにカリカリしたところもなく扱いやすい馬ですよ。これまでの走りから、まだまだやれると思います。（園田競馬西脇・平松徳彦調教師）


※南関東4競馬場への転入が可能です。

※園田競馬西脇馬事公苑・平松徳彦厩舎（兵庫県西脇市合山町）に在厩しています。預託料につきましては、サラブレッドオークション事務局にお問い合わせください。
11月16日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：橋本　忠男