ナショナルフラワー　National Flower　　牝　12歳　　※繁殖牝馬（受胎：トーセンジョーダン）

母系はユートピア（南部杯連覇などG1・4勝、ゴドルフィンマイル）やアロハドリーム（函館記念、中京記念）が顔を並べるハニードリーマーの系統で、近親にミュゼスルタン（新潟2歳S、NHKマイルC3着）、兄にインターフラッグ（ステイヤーズS）やダイワジアン（中山記念3着）、姉にマルカコマチ（京都牝馬特別）やフラッグシップ（福島牝馬S2着）など、重賞での活躍馬がズラリ。初仔のジャンゴからコウギョウアストンまでの産駒3頭だけで、すでに計14勝を挙げています。
一方、父アグネスタキオンは無傷の4連勝で鮮やかに皐月賞を制したものの、故障により電撃引退となった“幻の三冠馬”。種牡馬入り後はディープスカイ（日本ダービー）やダイワスカーレット（有馬記念などG1・4勝）といった名馬を輩出し、2006、07年には2歳リーディング、08年には総合リーディングサイアーの栄誉に浴しています。また、ノンコノユメが昨年のフェブラリーSを制し、母の父としてもG1を奪取。近年ではBMSランキングの上位を形成しています。
本馬は2009年11月の東京でデビュー。2010年9月の札幌を最後にわずか6戦で引退、そのまま繁殖入りします。初年度産駒のジャンゴ、第2仔ユメミグサ、第3仔コウギョウアストンはいずれも480kg台で出走、第4仔のローゼンブリッツは500kg台での出走と配合相手を問わず馬格に恵まれたタイプを輩出する傾向にあります。まだ傑出した馬は現れていませんが、年齢も12歳と繁殖牝馬としては余力がありますし、配合さえうまく噛み合えば何処かで化学反応を起こしても不思議ないでしょう。新たな環境が起爆剤となり、繁殖としての知名度が上がることを切に願っています。尚、現状渡しのノークレーム・ノーリターンでお願いいたします。記載事項に関するキャンセルには応じられません。

【本馬の現状説明】
右前に裂蹄を発症しています。蹄が伸び開いてくると歩様に若干影響が見受けられますが、削蹄をしてしまえば問題はありません。（オカダスタッド繁殖責任者）


※オカダスタッド（北海道沙流郡日高町賀張）に在厩しており、預託料は6,000円/日（税抜）です。
11月16日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：岡田スタッド