グランプリワン　Grand Prix One　　牡　３歳　　※中央競馬　登録抹消

父グランプリボスはＮＨＫマイルC、朝日杯フューチュリティSとG1を2勝し、英国・香港と海を渡った名マイラー。待望の産駒は昨年デビューイヤーを迎えており、これまでに中央・地方で43頭が勝ち名乗り。中央では出品本馬グランプリワンやモズベイビーが2勝目を挙げ、地方では金沢重賞・石川ダービーを大差勝ちしたロンギングルックや、浦和・桜花賞2着のゼットパッションなどが地元の重賞戦線で躍動。先週の高知競馬でも新たに重賞ウイナーが誕生しています。
一方、母系はスカイラヴィルSの覇者Strikingを5代母に持ち、近親に米二冠馬Smarty Jones（ケンタッキーダービー、プリークネスS）や、Folklore（メイトロンS、BCジュヴェナイルフィリーズ）など錚々たる顔ぶれが存在。祖母バジーはデラウェアHを制しており、おじJeanoは米重賞を2勝、半兄トミケンキルカスは中央で5勝を挙げてOP入りしています。
本馬は2歳9月にJRAでデビュー。初戦の芝1200m戦は11着だったものの、ガラリと条件を替えて臨んだダート1400m戦では中団追走から直線で脚を伸ばして3着と変わり身を見せました。その後も8着圏内を何度か繰り返し、迎えた7戦目の阪神・ダート1400mでは、先団追走からメンバー中3番目に速い上がりの脚を繰り出して見事に初勝利を挙げます。そして、昇級後の同条件戦でも、逃げた馬を一完歩ずつ追い詰めると、ゴール前で差し切り2連勝。4着馬まではその後このクラスを卒業しており、レースレベルもまずまず高かったのではないかと思われます。2勝クラスになってからは、頭打ちの成績が続いたためこのタイミングでサラブレッドオークションに出品の運びとなりましたが、相手関係が楽になればまだ十分に通用する可能性はあるはず。兄姉も中央、地方を問わずに勝ち星を量産しているだけに、本馬も新天地で大暴れしても何ら不思議はありません。今後の更なる活躍を願っています。


※南関東4競馬場への転入が可能です。

※朝宮ステーブル（滋賀県甲賀市信楽町上朝宮）に在厩しており、預託料は7,500円/日（税抜）です。
11月23日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：（株）ジーホース