トーセンアトランタ　Tosen Atlanta　　牡　３歳　　※地方競馬　在籍

父ヨハネスブルグはデビューから6連勝、G1・4連勝でBCジュヴェナイルを制し、欧米統一2歳牡馬チャンピオンに輝いたスピードスター。産駒には米国で種牡馬としても成功したScat Daddy、本邦輸入後は初年度からホウライアキコ（デイリー杯2歳S）やフクノドリーム（エーデルワイス賞）を輩出し2013年のファーストシーズンリーディングサイアーに輝きました。ネロ（京阪杯）もそうであったように、条件を問わず発揮する「速さ」が何よりの身上と言えるでしょう。
一方、母系はマチカネイトハン（エリザベス女王杯3着）を産んだネバージョオー（小倉記念2着）を4代母に、京都4歳特別の勝ち馬オオシマスズランを曾祖母に持つ、由緒あるファミリー。近親にホクトジョージ（ＮＨＫ杯2着）やメイショウマシュウ（根岸S）、ホーマンスピリット（マーチS2着、アンタレスS2着）らが顔を並べており、おじに快速馬カルストンライトオ（スプリンターズS、アイビスサマーダッシュ2回）の名が燦然と輝いています。
本馬は2018年7月の函館でデビュー。初戦は重馬場を苦にせず渋太く脚を使って3着、その後も北海道シリーズで2・3着と内容的にはほぼ勝ちに等しく、すぐに順番が回ってきそうな印象を受けましたが、勝ち運に恵まれず今年6月の東京を最後に船橋の現厩舎へ移籍します。転入2戦目で早くも連対を果たし初勝利にリーチをかけましたが、常に上位人気に支持されながら取りこぼすレースが続いているため、このタイミングを機にサラブレッドオークションへ出品する運びとなりました。未勝利馬でも能力があることは明白、新天地への移籍をきっかけに眠っている素質が開花することを願っています。
尚、現状渡しのノークレーム・ノーリターンでお願いいたします。記載事項に関するキャンセルには応じられません。

【本馬についての現状説明】
レースで気を抜く面が出世の妨げとなっているようです。肝心なところでフワッとしてしまうからどうしても詰めが甘くなります。調教でも馬体を併せると真面目に走りますが、単走だと集中力が持続しないんです。課題はそこだけ、現級でも通用する能力の持ち主だけに前向きさが出てくれば、もっと上を目指して不思議ない馬だと見ています。（船橋競馬・山中尊徳調教師）


※南関東4競馬場への転入が可能です。

※阿見TC内セグチレーシングステーブル（茨城県稲敷郡阿見町福田）に在厩しており、預託料は7,300円/日（税抜）です。
12月7日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：島川　隆哉