トーセンペンタゴン　Tosen Pentagon　　牡　７歳　　※地方競馬　在籍

父シンボリクリスエスは天皇賞（秋）、有馬記念を連覇し、2年連続で年度代表馬に選出された名馬。種牡馬入り後はファーストシーズンサイアーチャンピオンに輝き、これまでにエピファネイア（ジャパンC、菊花賞）やストロングリターン（安田記念）、ルヴァンスレーヴ（チャンピオンズC）、サクセスブロッケン（フェブラリーS）などのG1馬を続々と輩出。芝はもちろんのこと、ダートにおいてもトップクラスサイアーとして多大な影響力を発揮しています。
一方、母系はベルダムHの覇者Thelma Bergerに遡るファミリー。近親にブラックタキシード（セントライト記念）やミカエルビスティー（すみれS2着、岩手重賞2着2回）、ジュンツバサ（セントライト記念3着）、ニューホープ（地方重賞2勝）、おばにエアパスカル（チューリップ賞）、おじにカルドブレッサ（中山金杯2着）と活力に溢れており、半妹トーセンジルコンは門別・園田と連勝後、盛岡の重賞で3着に入っています。
また、シンボリクリスエス×フレンチデピュティの配合からは、出品本馬以外にもブランネージュ（フローラS2着、秋華賞4着）やエクスパーシヴ（フラワーC4着）、ティモシーブルー（白山大賞典5着、金沢重賞・百万石賞）など、多くの勝ち馬が出ています。
本馬は2歳6月にJRAで早期デビュー。新馬戦では1番人気に支持されたものの、不良馬場が影響したのか大敗を喫してしまいます。その後1400m、1200mで出走するごとに着順を上げていき、6戦目の福島・芝1200mでは後方追走からメンバー中最速の上がりの脚を繰り出して、見事に初勝利を挙げます。昇級後も掲示板に1回載り、6着も3回となりましたが3歳10月のレースを最後に浦和競馬の現厩舎に移籍。移籍後は7勝を挙げる走りを見せています。
7歳ですがまだ変わり身もあると思いますし、格付的に有利な競馬場への移籍が叶えば、十分にやれて不思議はないと思います。ダートの短いところであればまだ活躍できるはず。前述の血統背景、馬がまだまだ若いことからも、もうひと花、ふた花も咲かせて欲しいものです。

【本馬についての現状説明】
ここまで57戦を消化していますが、脚元は問題ありませんよ。明け8歳になり、クラスも下がらないことから今回出品の運びとなりました。まだやれると思いますよ。（浦和競馬・小久保智調教師）


※南関東4競馬場への転入が可能です。

※阿見TC内セグチレーシングステーブル（茨城県稲敷郡阿見町福田）に在厩しており、預託料は7,300円/日（税抜）です。
12月7日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：島川　隆哉