ショウゲキノノロシ　Shogekino Noroshi　　牡　２歳　　※中央競馬　登録抹消

父ストロングリターンは6歳時に当時の日本レコードタイムで安田記念を制覇。スタッドイン後の2017年には新種牡馬として二世が真っ先に勝ち名乗りを上げました。中央ではプリンスリターン（ききょうS、函館2歳S3着、朝日杯フューチュリティS5着／母の父は出品本馬と同じマンハッタンカフェ）やツヅミモン（シンザン記念2着）、ペイシャルアス（カンナS）、地方でもテツ（金沢重賞・MRO金賞／母の父は出品本馬と同じマンハッタンカフェ）やジェッシージェニー（金沢・名古屋重賞2勝）をはじめとする産駒たちが全国の重賞レースを賑わせており、ダートもまったく苦にしないことから玄人好みの頼れる存在として評価を得ています。
一方、母系はリュヌドール（リディアテシオ賞）やフィエールマン（天皇賞・春、菊花賞）らと同じ、Viole d'Amourに遡るファミリー。5代母にLuth Enchantee（ジャックルマロワ賞、ムーランドロンシャン賞）、曾祖母にKhumba Mela（仏米重賞2勝）を持ち、近親には仏重賞戦線で活躍したWilki（アランベール賞2着、ボワ賞2着）が存在。おじニシノカチヅクシはコスモス賞で2着、おばニシノウララはのちの三冠牝馬アーモンドアイに土をつけての新馬勝ちと、勢いに陰りはありません。
本馬は今年の6月にJRAで早期デビュー。ここまで芝、ダートを含めて6戦を消化しましたが、思ったほどの結果を得られていないことから、今回のサラブレッドオークションに出品する運びとなりました。しかしながら、4戦目のダート1400m戦ではメンバー中2番目に速い上がりの脚を繰り出していますし、このままで終わるとは到底思えず、まだ2歳馬ということからも上積みがあると思われます。移籍が良いキッカケとなり飛躍していってもらいたいと願っています。
また、約5ヵ月半の間にコンスタントに使われて、ここまで6戦を消化しているように、丈夫で脚元にも不安はありません。牡馬としては小柄ながらも飼い葉食いが良く、使いつつも体重を増やしてきているので、今後も馬主孝行な競走馬としてオーナー様を楽しませてくれるのではないでしょうか。


※南関東4競馬場への転入はできません。

※井ノ岡トレーニングセンター（茨城県牛久市井ノ岡町）に在厩しており、預託料は6,000円/日（税抜）です。
12月21日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：福田　光博