キリゲリ　Qui Rit Guerit　　牡　３歳　　※中央競馬　登録抹消

父アーネストリーはブエナビスタを抑え込んだ宝塚記念でのG1勝ちなど中距離重賞を5勝。スタッドイン後は種付け頭数にこそ恵まれていないものの、最初の3世代で誕生した全22頭のうち16頭が勝ち上がる高いアベレージをマークしており、中央では金山特別の勝ち馬コールストーム、地方では昨年だけで南関東5勝を挙げているマサノホウオウや、笠松9勝のキャッチヒストリーをはじめとして、芝・ダート不問の走りを見せてくれています。
一方、母系はケンタッキーオークスなどG1・4勝を誇るLite Lightを産んだPrinting Pressを4代母に持ち、ゲイリーイグリット（重賞2勝）やRace Day（米重賞3勝）らもこのファミリー。近親にはアメリカンボス（重賞4勝、有馬記念2着）やNAR2歳最優秀馬アンペア（エーデルワイス賞）が顔を並べており、おじのスナークファルコンも連勝でOP入りを果たしています。
本馬は2019年JRAブリーズアップの出身で、2歳8月にJRAでデビュー。ここまで5戦を消化しましたが、前走12月1日のレース中に左前膝に剥離骨折を発症したため、今回のサラブレッドオークションに出品の運びとなりました。既に抜糸は終わっているものの、患部には腫れが残っている状態で歩様も良くありませんが、リハビリをしながら進めていって、2月中旬には速歩の運動が可能になるのではないかとの見立てです。しっかり回復して復帰することが出来れば、キャリアの浅い明け3歳馬ということを考えるとまだ十分に通用するのではないでしょうか。うまく脚元の状態をコントロールすることができるようであれば、楽しみはあるかと思います。
480kgを超える雄大な馬体からは伸びしろが感じられますし、母オペラフォンテンもJRAで2勝を挙げていることから、移籍がいいキッカケとなり、新天地で活躍してくれることを願っています。
現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。記載事項に関するキャンセルには応じられません。


※2019年12月1日に左前膝剥離骨折を発症。事故見舞金9号(競走中の事故により事故発生の日から6ヵ月以上出走できなくなった場合)を受給しています。骨片摘出とクリーニング手術を行っています。

※南関東4競馬場への転入はできません。

※地方競馬教養センター内風間ステーブル（栃木県那須塩原市接骨木）に在厩しており、預託料は6,000円/日（税抜）です。
1月11日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：後藤　英成