ディアーゴッド　Dear God　　牝　５歳　　※地方競馬　在籍

父サムライハートは競走馬として5戦3勝と大成は叶わなかったものの、母にエアグルーヴ、姉にアドマイヤグルーヴを持つ優秀な血統背景が買われてスタッドイン。5年続けて100頭を超える種付けを行うなど人気を博し、中央ではローレルブレット（プリンシパルS2着）やプレミアムブルー（シンザン記念3着／母の父は出品本馬と同じタイキシャトル）らが重賞戦線で健闘、地方ではオヤコダカ（兵庫ジュニアグランプリ2着ほか地方重賞11勝）を筆頭にクリスタルシルバー、フリオグレイスー、レイモニが重賞を制しています。
一方、母系はホクトジョージ（ＮＨＫ杯2着）やホーマンスピリット（マーチS2着、アンタレスS2着）を産んだオオシマスズラン（京都4歳特別）を4代母に持ち、快速馬カルストンライトオ（スプリンターズS、アイビスサマーダッシュ2回）もこのファミリー。近親にメイショウマシュウ（根岸S）、おじに中央5勝のOP馬バックトゥジエースがおり、出品本馬を含む出走したきょうだい全てが勝利を収めている点も見逃せません。
本馬は2018年3月の阪神でデビュー。中団でレースを進めましたがラストは脚が上がり14着。2走目も後方に沈み進展が見られないため早めに中央登録を抹消、名古屋の現厩舎へ移籍します。移籍緒戦は距離設定が不向きに思えましたが、これまでとは一変した先行策を打ち3着。コツコツと賞金を加算すると昨年2月に待望の初勝利を飾りました。その後もハナを主張し押し切る競馬で3勝をマークするも、格付け的に厳しくなってきたためこのタイミングを機にサラブレッドオークションへ出品する運びとなりました。地方移籍後はコンスタントに出走を重ねていますが、脚元を含めダメージの蓄積は見られません。逃げに拘らず控えても良しの脚質は彼女のセールスポイント。相手関係さえ楽になればもうひと花咲かせることも可能になるでしょう。
尚、現状渡しのノークレーム・ノーリターンでお願いいたします。記載事項に関するキャンセルには応じられません。

【本馬についての現状説明】
メンバー的に少しきつくなってきましたが、まだ明け5歳ですし、先行できる脚質からこの馬に向いた競馬場であれば、まだ通用してもおかしくありません。（名古屋競馬・瀬戸口悟調教師）


※南関東4競馬場への転入はできません。

※名古屋競馬弥富トレーニングセンター・瀬戸口悟厩舎（愛知県弥富市駒野町）に在厩しています。預託料につきましては、サラブレッドオークション事務局にお問い合わせください。
1月11日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：吉岡　泰恵