デイジーブリランテ　Daisy Brillante　　牝　５歳　　※地方競馬　在籍

父ディープブリランテは第79代の日本ダービー馬。キングジョージⅥ世&QエリザベスS挑戦後にスタッドインしており、初年度産駒であるセダブリランテスがラジオNIKKEI賞、中山金杯と重賞を2勝、ディーパワンサが阪神ジュベナイルフィリーズで4着、ナイトバナレットがOP勝ち、リカビトスがデビューから3連勝、地方ではオーブスプリングが門別の重賞フローラルCを制するなど、種牡馬としても輝かしいキャリアを着実に積み上げつつあります。
一方、母系はBold Forbes（ケンタッキーダービー、ベルモントS、ウッドメモリアルS）を産んだComely Nellを4代母に持ち、Saratoga Six（デルマーフュチュリティ）やLakeway（マザーグースSなどG1・4勝）、Jilbab（CCAオークス）といったG1馬もこのファミリー。近親にもLife At the Top（マザーグースS、レイディーズH）やElizabeth Bay（エクリプス賞）、Bayeux（リヴァーシティH）などG1戦線での活躍馬が並びます。
また、ディープブリランテ×キングカメハメハの配合からは、準OP馬メサルティムなど、中央・地方双方で複数の勝ち馬が出ています
本馬は3歳4月にJRAでデビュー。芝で2戦して結果が出ませんでしたが、ダートに条件を変更すると一変。中京・ダート1800mではスムーズに先手を奪うと、直線でもしぶとく粘って3着に入線。ダート2戦目も同様に先手を奪うと、直線ではメンバー中最速の上がりの脚で、後続を突き放し5馬身差の圧勝。状態が良かったこともありますが、力のあるところを示しました。
昇級後は牝馬特有の難しさがあって、思ったほどの結果を得られず全能力を発揮できていない印象だったため、環境を変えるためにサラブレッドオークションに出品、落札され、笠松競馬の現厩舎に移籍。
気持ち良く走ることが出来れば、相手関係次第ではまだやれてもおかしくないと思っていたところ、移籍4戦目で勝利を挙げてくれました。前走後の上がり運動で鼻出血を確認したため今回再出品いたしますが、ここまでの成績から力は持っていることは証明されていますので、しっかりと休ませて相手関係が楽な競馬場に移籍させればまだ十分にやれる可能性もあると思われます。
以前はトモに弱いところがあったためデビューが遅れましたが、今は問題なく走れています。心身ともにもう少ししっかりしてくれば、変わる要素は十分にあるかと思われます。
また、血統面に目を向けますと、配合時にサンデーサイレンスを4代目に有する本馬はサンデーサイレンスの3×4が成立させやすい事、近親に重賞戦線で活躍している馬がいることから、将来の繁殖候補としてもご一考頂けますと幸いです。
現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。記載事項に関するキャンセルには応じられません。

【本馬についての現状説明】
今回の鼻出血につきましては制裁を受けておりません。また内視鏡検査も受けていませんが、おそらく外傷性のものではないと思われます。（笠松競馬・伊藤強一調教師）


※2019年9月7日（4歳時）のレースは、疾病〔左前肢フレグモーネ〕のため出走を取消しています。

※南関東4競馬場への転入はできません。

※笠松競馬場・伊藤強一厩舎（岐阜県羽島郡笠松町若葉町）に在厩しています。預託料につきましては、サラブレッドオークション事務局にお問い合わせください。
1月11日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：（同）ＪＰＮ技研