ブラックバローズ　Black Barows　　牡　５歳　　※地方競馬　在籍

父キンシャサノキセキは高松宮記念連覇を含む重賞7勝を挙げた快速馬。種牡馬入り後はモンドキャンノ（京王杯2歳S）やシュウジ（阪神C）、サクセスエナジー（さきたま杯）、カシアス＜Kemono＞（函館2歳S）、ヒラボクラターシュ（佐賀記念）、ジュランビル（フィリーズレビュー3着）など多くの産駒が重賞戦線において活躍を遂げており、近年では地方競馬や中央ダートサイアーランキングの上位にランクインし、さらなる飛躍を遂げています。
一方、母系はタイテエム（天皇賞・春、菊花賞2着、日本ダービー3着）やトウフクサカエ（桜花賞3着）を産んだテーシルダを5代母に持ち、ビルドアップリバー（札幌3歳S2着、京成杯3着）らもこのファミリー。近親にノベンバーSなど中央で5勝を挙げたコウチポート、おじにダイワルベール（北海道スプリントC4着、クラスターC4着、さきたま杯4着）、おばにダイワキャンディ（北海道スプリントC5着）がおり、半兄モンテネオは中央準OPで善戦を続け、高知移籍後に9勝を挙げています。
本馬は、2016年の北海道オータムセールにて939万円で落札し、3歳1月にJRAでデビュー。勝ち馬のプリンセスノンコに離された2着だったものの、相手は後に関東オークス（Jpn2）、アネモネS（OP）で掲示板に載るほどの馬ですし、3着馬には2馬身差をつけていたことから、初勝利は時間の問題と思われていましたが、未勝利戦が終了するまでに勝ち上がることが出来なかったため、大井競馬の現厩舎に移籍。
移籍後は10戦2勝、2着5回、4着1回の成績を残しているように、素質の高さは疑いようがありません。今回、深管痛が出て休養を必要とすることから、サラブレッドオークションに出品の運びとなりましたが、兄のモンテネオは中央競馬の短距離で4勝、地方競馬でも9勝を挙げる活躍を見せていたことから、しっかり回復して復帰することが出来れば、これまでの内容からまだ十分に通用するのではないでしょうか。うまく脚元の状態をコントロールすることができるようであれば、まだ楽しみはあるかと思います。
現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。記載事項に関するキャンセルには応じられません。

【本馬についての現状説明】
前走後は夏負けがありましたし、挫跖があって放牧に出ましたが、12月に帰厩して年末に使う予定で3本追い切った後に右前脚に深管骨瘤が出てしまいました。現在も歩様に出ていますし、復帰するまでには3ヵ月はかかると思います。両前が内向気味なので、その負担が影響しているのかもしれません。（大井競馬・米田英世調教師）


※南関東4競馬場への転入が可能です。

※阿見TC内セグチレーシングステーブル（茨城県稲敷郡阿見町福田）に在厩しており、預託料は7,800円/日（税抜）です。
1月11日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：猪熊　広次