ギャップパワー　Gap Power　　牝　４歳　　※中央競馬　登録抹消

父スターリングローズはダート路線に狙いを定めてから本格的に軌道に乗り、JBCスプリント、かしわ記念など重賞を6勝。スタッドイン後は初年度産駒より2頭の地方重賞勝ち馬を送り出し、セカンドクロップのアスカクリチャンはアルゼンチン共和国杯、七夕賞と中央重賞を2勝。以降もシーギリヤガール（すずらん賞、門別重賞2勝）やウインバローラス（クローバー賞3着、川崎重賞・クラウンC）、パンプキンズ（水沢重賞3勝）など全国で誕生した地方重賞ウイナーは合計12頭にのぼります。
一方、母系は社台グループの礎を築いた一頭ファンシミンに遡るファミリー。オールカマーなど重賞5勝を挙げたダイナフェアリーを曾祖母に持ち、近親にはローゼンカバリー（日経賞などG2・4勝）やサマーサスピション（青葉賞）、ホクトスルタン（目黒記念）、アークヴィグラス（エーデルワイス賞）など活躍馬がズラリ。いとこのバーバリライオンは金沢重賞・北日本新聞杯の勝ち馬で、全兄ジュウワンローズは金沢重賞・北日本新聞杯、石川ダービー、サラブレッド大賞典いずれも4着と健闘し、現在は南関東で勝利数を伸ばしています。
また、スターリングローズ×ダンスインザダークの配合からは、中央準OP馬リバースターリング（荒尾重賞・荒尾ダービー3着）や前述ジュウワンローズなど、複数の勝ち馬が出ています。
父スターリングローズはJBCスプリント優勝をはじめ、中央競馬・地方競馬のダートグレード競走6勝を挙げております。ダートでの能力を確かに伝える一方で芝競走でも勝ち星を挙げる産駒もおり、2013年にアルゼンチン共和国杯を制したアスカクリチャンを輩出しております。
母系は中央競馬での活躍は乏しいものの、兄弟馬に園田競馬で7勝を挙げたスナークキャロルをはじめ、地方競馬での活躍が目立ちます。
本馬は2019年5月19日にデビューして平地で3戦勝ち上がれなかったため、2020年1月12日に障害戦デビューを果たしております。懸命に前を狙うひたむきさはあるものの、スピードがなく厳しいため今回の出品となりました。悪癖はなく、脚と喉にも問題はありません。父系母系ともに確かなダート能力を秘めた血統ですので、相手関係が変われば馬が一変する可能性もあります。今後の成長を期してご検討いただけると幸いです。


※南関東4競馬場への転入はできません。

※阿見TC内セグチレーシングステーブル（茨城県稲敷郡阿見町福田）に在厩しており、預託料は7,800円/日（税抜）です。
1月18日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：福田　光博