クリノマレンゴ　Kurino Marengo　　牝　４歳　　※地方競馬　在籍

父ストラヴィンスキーはジュライC、ナンソープSと連勝を飾り、欧州最優秀スプリンターのタイトルを獲得。スタッドイン後は米・NZでファーストシーズンチャンピオンサイアーに輝いており、Balmont（ミドルパークS）やBenbaun（アベイドロンシャン賞）、Soldier's Tale（ゴールデンジュビリーS）、コンゴウリキシオー（マイラーズC、金鯱賞）など、各国で産駒が大活躍。2006年の本邦導入後はアイラブリリ（京阪杯2着）やアンダーカウンター（ユニコーンS4着）などが存在感を示しています。
一方、母系はCBC賞の勝ち馬ミスニホンピローを5代母に持ち、ダテテンリュウ（菊花賞、日本ダービー2着、有馬記念3着）やマルブツスピーリア（ウインターS、名古屋重賞・ゴールド争覇）らもこのファミリー。おばに中央6勝エイシンヘーベ（福島民友C、小倉2歳S3着）、いとこに中央5勝エーシンヒットマン（CBC賞5着）と活況を呈しています。
本馬は2歳12月の佐賀・JRA交流競走でデビュー。その後JRAで3戦を消化し、園田競馬の現厩舎に移籍したものの、まだ思ったほどの結果を得られないことから今回のサラブレッドオークションに出品の運びとなりました。
最近は馬体が細化傾向にあることもあって思うような成績を挙げられなかったのではないかとも見ており、一回立て直した方が良いかもしれませんが、そんな中でも一生懸命走っていたように気性は前向きで、脚元も丈夫。母マイネアペリオは地方に移籍後に2勝を挙げていますし、全妹は小倉・芝1200mで2度の3着入線があることから、本馬も馬体が回復して能力を発揮できれば、新天地で活躍できる可能性はあると思われます。数を使いたいオーナー様にとってもうってつけの1頭と言えるかもしれません。

【本馬についての現状説明】
こちらに来て数戦しましたが、どうしても終いがバタバタになってしまうんですよね。暖かい時期がくれば変わってきそうな雰囲気はありますよ。（園田競馬・大石省三調教師）


※南関東4競馬場への転入はできません。

※園田競馬場・大石省三厩舎（兵庫県尼崎市田能）に在厩しています。預託料につきましては、サラブレッドオークション事務局にお問い合わせください。
1月18日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：栗本　博晴