エイシンオリンピア　A Shin Olympia　　牝　４歳　　※地方競馬　在籍

父ナカヤマフェスタは現役時にブエナビスタを差し切った宝塚記念など重賞を3勝。凱旋門賞における僅差2着も高く評価され、最優秀4歳以上牡馬に輝きました。種牡馬としても一昨年あたりより評価が上昇しており、古馬になってから本格化したガンコ（日経賞）やヴォージュ（万葉S、札幌日経OP）、地方ではアクアレジーナ（園田重賞・のじぎく賞2着）やハルノフェスタ（高知重賞・高知優駿2着）などを輩出。馬産地においても改めて注目を集めています。
一方、母系は金杯の勝ち馬エイシンテネシーを産んだCastle Royale（シープスヘッドベイH、ハイアリアターフC2着）を4代母に持ち、豪G2勝ち馬Katimaやエイシンセイテン（バイオレットS）、エーシンジャッカル（ニュージーランドT2着）、エイシンエール（園田重賞・兵庫サマークイーン賞）らもこのファミリー。祖母テネシーガールはセントウルS、ファンタジーSと重賞を2勝、おばエーシンメンフィスは愛知杯の勝ち馬と活力が漲っています。
本馬は2歳11月に東京・芝1600mでデビュー。3番手を追走すると、上がり3ハロン34.0秒の脚を使って粘り、勝ち馬から0.9秒差の5着に入線。勝ち馬のアクアミラビリスは後にエルフィンSの勝ち馬となっていますし、メンバー中9頭が勝ち上がっており、3勝、2勝馬も出ていることから、レベルの高い1戦だったことが証明されています。2戦目はダート1200mに出走。2番人気に支持されたものの8着となり、これを最後に園田競馬の現厩舎に移籍。初戦が思ったほどの結果を得られなかったことから、今回のサラブレッドオークションに出品の運びとなりましたが、新馬戦の内容を見ると、このままで終わるとは到底思えず、まだ4歳馬ということからも上積みがあると思われます。移籍が良いキッカケとなり飛躍していってもらいたいと願っています。
また、前述の血統背景から将来的には繁殖牝馬としての価値も十分あると思います。
なお、右前の広い範囲に軟腫があり、腫れも見られますが、歩様などは問題ありません。現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。記載事項に関するキャンセルには応じられません。

【本馬についての現状説明】
軟腫についてはJRA所属時からあったものですが、こちらに来てからはそれが原因で跛行などを起こしたことは一度もありません。（園田競馬西脇・渡瀬寛彰調教師）


※南関東4競馬場への転入はできません。

※西脇競走馬休養センター（兵庫県西脇市合山町）に在厩しています。預託料につきましては、サラブレッドオークション事務局にお問い合わせください。
1月18日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：平井　克彦