トーセンワンピース　Tosen One Piece　　牝　４歳　　※地方競馬　在籍

父タートルボウルは仏G1ジャンプラ賞の勝ち馬。種牡馬入り後は現地にてLucayan（仏2000ギニー）やFrench Fifteen（クリテリヨムアンテルナシヨナル）といったG1馬を輩出し、本邦輸入後は産駒のトリオンフが中山金杯など重賞を3勝、タイセイビジョンが京王杯2歳Sをレコード勝ち後に朝日杯フューチュリティSで2着、アンデスクイーンが交流重賞を2連勝するなど、主戦場には芝・ダートを選ばず、中央・地方の双方でブレイクを果たし関心を集めています。
一方、母系は米リステッド競走4勝を誇るボーンフェイマスから日本で枝葉を広げており、いとこにプロヴィナージュ（阪神牝馬S2着、関東オークス2着、秋華賞3着）やナリタスターワン（北九州記念2着）、エデンロック（札幌2歳S3着）など活躍馬がズラリ。半兄にフェイムロバリー（クロッカスS3着）、姪にレインズパワー（高知重賞・金の鞍賞）と、その勢いに陰りは見られません。
また、タートルボウル×サンデーサイレンスの配合からは、中央OP馬ビックリシタナモーやリュウノポップス（水沢重賞・寒菊賞3着）など、数多くの勝ち馬が出ています。
本馬は2018年12月の中山芝1,200mでデビュー。出脚はそれほど速くなかったものの、中団のインに構えて直線はきっちりと脚を伸ばし3着。距離延長でさらなる前進を見込んでいましたが、思いのほか伸び悩み4月のレースを最後に地方競馬へ移籍します。浦和で2戦消化したあと岩手の現厩舎へ移籍し、昨年末のレースでダッシュ良くハナを主張し見事逃げ切り勝ちを収めました。前走も3着に入線するなど格付けが上がっても互角の競馬が出来そうな印象を受けますが、休催期間を機にサラブレッドオークションへ出品する運びとなりました。まだ伸びシロを多分に残している4歳馬、気性面の成長が見られると勝ち星を積み重ねて不思議ないでしょう。今後の活躍を切に願っています。
尚、現状渡しのノークレーム・ノーリターンでお願いいたします。記載事項に関するキャンセルには応じられません。

【本馬についての現状説明】
普段からテンションはやや高めですが、レース輸送を挟むと余計にテンションが高揚しやすくなるようです。初勝利を挙げた時はポンとゲートを出て行きハミもしっかりと取っていました。要は当日の落ち着きがキーポイント。そういう意味では滞在競馬がベストかもしれません（水沢競馬・佐藤浩一調教師）


※南関東4競馬場への転入はできません。

※水沢競馬場・佐藤浩一厩舎（岩手県奥州市水沢区姉体町阿久戸）に在厩しています。預託料につきましては、サラブレッドオークション事務局にお問い合わせください。
1月18日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：島川　隆哉