イグナル　Igunaru　　牡　４歳　　※地方競馬　在籍

父サンカルロは確かな末脚で阪神C連覇など重賞を4勝、時代屈指のスプリンターとしてG1戦線で活躍を続けました。種牡馬入り後は1、2年目の産駒のうち24頭がデビューを果たしており、スパンブリー（金沢重賞・北日本新聞杯4着）やミリミリ（門別重賞・リリーC5着、栄冠賞5着）、ケイコクノビジン（金沢重賞・金沢プリンセスC5着）など12頭が勝ち名乗り。自身の卓越したスピード、そしてダートにも強いシンボリクリスエスの血は魅力十分です。
一方、母系はDark King（ユースフルS）やRapid Link（スカイルキルS）を産んだRapid Songを5代母に持ち、祖母ダービーズドーターはミスグリジョSの勝ち馬でG1デムワゼルS、イエローリボン招待Sともに2着。おじにウメノライジン（マーキュリーC4着）、ロードクルーザー（葵S4着）、いとこにナカナカ（カンナS3着、クリスマスローズS4着）がおり、半兄サリーバットマンは中央で2歳新馬勝ちを収めています。
本馬は2歳6月に船橋競馬でデビュー。2戦目のダート1400m戦では、3番手追走からメンバー中最速の上がりの脚を繰り出し、勝ち馬とタイム差なしの2着と好走。距離を100m延ばして臨んだ1戦では、4番手追走から直線でしっかりと脚を使って見事に初勝利を挙げます。その後も勝ち星こそ挙げられていませんが、3着1回、4着6回、5着2回の成績を残していますし、上がり上位の脚を繰り出すことも10回と、展開ひとつで勝ち負けまでが期待できると思います。
兄サリーバットマンは、札幌・ダート1700mの新馬戦を完勝しており、まだ4歳の本馬も今後の成長次第では変わり身を見せる可能性は十分にあります。
昨年は15戦しているように、タフさは本当に魅力的です。脚元も丈夫で問題はありません。所有馬を整理する意味合いもあり、このタイミングでサラブレッドオークションに出品する運びとなりましたが、相手関係が楽になればまだ十分にやれる力はあるはず。この後も馬主孝行な競走馬としてオーナー様を楽しませてくれることでしょう。移籍先で飛躍を遂げてくれることを願っています。

【本馬についての現状説明】
脚元が丈夫でコンスタントに使えますし、使い減りもしないタイプで扱いやすい馬ですよ。（船橋競馬・岡林光浩調教師）


※南関東4競馬場への転入が可能です。

※阿見TC内セグチレーシングステーブル（茨城県稲敷郡阿見町福田）に在厩しており、預託料は7,800円/日（税抜）です。
1月18日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：三木　康史