トーセンスプモーニ　Tosen Spumoni　　牡　４歳　　※地方競馬　在籍

父トーセンブライトは現役時に兵庫ゴールドトロフィー連覇を含む交流重賞4勝をマーク。種牡馬入り後の産駒頭数は毎年10頭前後と少ないものの、最初の5世代で出走した52頭のうち37頭が勝ち上がる好成績を残しており、ハイランドピーク（エルムS）やアペリラルビー（園田重賞・のじぎく賞）、ミスカゴシマ（佐賀重賞・九州ジュニアチャンピオン）と、すでに中央・地方双方で重賞ウイナーを輩出。他にもトーセンマリオン（関東オークス3着）やトーセンブル（浦和重賞・ニューイヤーC3着）など、内容も充実しています。
一方、母系は伊3歳チャンピオン・ライトバンク（伊オークス、リディアテシオ賞、伊1000ギニー）を曾祖母に持ち、祖母は重賞戦線で活躍したヴィクトリーバンク（マーメイドS2着、中京記念3着、エリザベス女王杯5着）。おじユニバーサルバンク（ステイヤーズS2着、京都新聞杯2着）、おばサンヴィクトワール（エルフィンS）、いとこにサンソヴール（愛知杯2着）と盛況で、全兄トーセンノワールは名古屋重賞・梅見月杯で3着に入っています。
本馬は2018年6月の浦和ダート800mでデビュー。道中のポジションをキープしたまま直線は伸びずに4着。距離延長で挑んだ2走目は外から捲り気味に進出し勝ち馬と完全なマッチレース。後続を2.5秒も引き離したように組み合わせひとつで初勝利の目途を立てると、連闘でしっかりと勝利をモノにしました。3歳準重賞でも3着の実績があるように能力の高さを示していましたが、脚質的に後方からの競馬を強いられるため展開の助けが必要なタイプ。昨秋に盛岡の現厩舎へ移籍するも期待ほど成績が向上せず、休催期間を機にサラブレッドオークションへ出品する運びとなりました。近走は太め残りも敗因のひとつですし、暖かくなれば動きがもっとシャープになってくると見ています。
また、年内にあと40万円の賞金加算で南関東への移籍が可能になります。
尚、現状渡しのノークレーム・ノーリターンでお願いいたします。記載事項に関するキャンセルには応じられません。

【本馬についての現状説明】
転入緒戦がプラス27kgでの出走。一戦毎に絞れてきてはいますが、時期的に絞り切れない部分はありました。ゲート内で落ち着きがなく枠入り駐立不良で先入れをしていましたが、使いながらゲートの不安は解消傾向にあります。左前管に骨瘤の形跡がありますが、古いもので現在は固まっています。（水沢競馬・佐藤浩一調教師）


※南関東4競馬場への転入はできません。

※水沢競馬場・佐藤浩一厩舎（岩手県奥州市水沢区姉体町阿久戸）に在厩しています。預託料につきましては、サラブレッドオークション事務局にお問い合わせください。
1月18日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：島川　隆哉