ペキノワ　Pekinois　　牝　５歳　　※地方競馬　在籍

父カネヒキリはダートで無類の強さを誇り、ジャパンCダートなどG1を7勝。種牡馬としてもメインターゲットは砂の舞台となっており、地方リーディングサイアーランキングでは常に上位を形成しています。おもな産駒にはミツバ（川崎記念など重賞3勝）やロンドンタウン（エルムS、佐賀記念、コリアC2回）、ディオスコリダー（カペラS）、テーオーエナジー（兵庫チャンピオンシップ）などダート巧者がズラリ。さすがは“砂のディープインパクト”といったところです。
一方、母系はロングホーク（重賞級5勝、皐月賞2着、天皇賞・春2着）やメイショウキオウ（中京記念）、インターアニマート（中京記念）、キングデール（サラブレッドチャレンジC、ダービーグランプリ2着）らと同じ、ストーミーセッションに遡るファミリー。牝馬二冠に輝いたインターグロリア（桜花賞、エリザベス女王杯、有馬記念2着）を4代母に持ち、祖母、母、出品本馬を含む兄姉すべてが勝ち星を掌中にしています。
本馬は岩手競馬準重賞ヴィーナススプリント（盛岡ダ1200m）勝ち馬です。門別でデビュー戦優勝を飾り、南関東の川崎・船橋でもそれぞれ1勝ずつを挙げています。3歳夏には中央（福島・新潟）芝1200mに挑戦しているように、スピード能力に長けているタイプです。馬場は不問、距離も融通性が高く、1000～1600mまでは守備範囲でしょう。
ここまで25戦に出走してきましたが、アクシデントとは無縁で、長期休養を必要としませんでした。今後もこれまでと変わらずコンスタントに出走が可能でしょう。格付的には高知競馬に魅力を感じますし、このまま岩手競馬に在籍し、水沢で出走しながら春の盛岡芝レース開幕に備えるも良し、南関東競馬への再移籍も一考の余地はあると思います。もちろん繁殖牝馬としてもご検討いただければ幸いです。

【本馬についての現状説明】
終始テンションが高いわけではなく、ものすごく神経質というわけでもないのですが、体が減りやすいタイプなので、馬体重の管理をきっちりとおこない、それに応じて追い切りの内容を加減していました。輸送にも問題はないのですが、滞在競馬の方がより力を発揮しやすいかもしれません。明け5歳となりましたが、能力に衰えは感じませんし、今後の変わらぬ活躍に期待できると思います。（盛岡競馬・櫻田康二調教師）


※南関東4競馬場への転入が可能です。

※盛岡競馬場・櫻田康二厩舎（岩手県盛岡市新庄上八木田）に在厩しています。預託料につきましては、サラブレッドオークション事務局にお問い合わせください。
1月18日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：（株）ノルマンディーサラブレッドレーシング